「ゴルフはマナーで人柄がわかる?」
今でも貯金はありませんが
若くてお金がなかった時
「不幸だったか?」
と聞かれると
「いやいや全然幸せでした」
と、迷わず答えます。
それは
会社でもプライベートでも
人間関係に恵まれていたからだと思います。
「給料の高いリクルートだったからでしょう?」
と言われるかもしれませんが
新人時代に独身寮を出て
アパートを借りる時に
お金が全く無くて
「武富士」 から
50万円借金しました。
当時の利息は50%近く
毎月2万円返しても
全く借金が減りませんでした。
恐ろしくなって
前妻からお金を借りて返した事を
昨日の事ように覚えています。
当時の取締役営業部長からは
「バカヤロー!!
貯金なんかするな。
若い時は借金してでも遊べ。」
などと言われていました。
特に、ゴルフ、スキー、カラオケは
「三種の神器」 として
行事に参加する事が強制されていました。
でも、全く役に立たなかったわけではありません。
特に 「ゴルフ」 は
毎月、お客様の接待のために必要でしたので
これは役に立ちました。
東大卒の大手企業の取締役も
中小ベンチャー企業の社長さんも
皆さん、一緒にゴルフをやると
仲良くなれました。
また、国内だけでなく
海外に行った時も
どこでもゴルフは役に立ちます。
同じルールで
同じコースでプレイすると
気持ちが開放的になり
外国人とも自然と仲良くなれます。
ただ、そこで問われるのが 「マナー」 です。
ゴルフが上手なのは素晴らしいですが
それ以上に大切なのは 「マナー」 ですね。
・スタートに遅れない。お客様より早く到着して待っている。
・カジュアルすぎて失礼にならないように服装に気をつける。
・自分だけの世界に入ってパット練習に夢中にならない。
・スタート前のなごやかな会話を欠かさない。
・打つ人がティーグラウンドに入ったら、おしゃべりをやめて静かに見守る。
・一緒にラウンドする人の打球の落下点を凝視してボールを探す。
・スロープレイはダメ。自分のスコアなど気にせず早く打つ。
・打つ人のライン上に立たない。
・大声を出さない。
・自分のスコアをごまかさない。
・ラフに打ち込んだら、数本のアイアンを持って落下地点に走る。
・自分のボールが見つからない時は、早くロストにして、他の人のプレイを円滑に進める。
・他の人のショットをほめる。
などなど、一緒にラウンドすると
マナーの良し悪しによって
その人の人間性がわかってしまいます。
このようなゴルフのマナーは
全て当時の上司であった
天才営業マネージャーに教えていただきました。
「武谷、ゴルフは上手下手よりも
一番大切なのはマナーだからな。
まずは、マナーをしっかり覚えろ。」
と、最初に言われて厳しく教わり
感謝しています。
仲間内のゴルフであれば
多少の無礼も許されるかもしれませんが
お客様やビジネスがらみのゴルフとなると
「あー、今日はこの人と一緒にラウンドして楽しかったな。」
と、感じていただける事が大切ですね。
最近は、エグゼクティブサーチやヘッドハンティングをやっている
女性コンサルタントの間でも
ゴルフが盛んになってきましたね。
ゴルフができる女性は
お客様に大変喜ばれますので
人脈を広げる武器になると思います。
「張りすぎてもだめ
たるんでもだめ
ちょうどいいあんばいが
一番いい」 みつを
合掌。