「年収の4~5倍は稼がないと?」
人材紹介業界も
その会社の規模や考え方によって
様々な給与制度が存在します。
最大手のリクルートキャリアは
「半年俸制」 です。
この半年の評価によって
次の半年の年俸が決まります。
基本的な考え方は
私が在籍していた頃から
変わっていません。
当時の私は部長職でしたが
振れ幅としては
半年で100~200万円程度の増減でした。
人材紹介業としては
振れ幅が少ない
安定的な給与制度です。
一方
大手人材紹介会社でも
JACリクルートメントのように
振れ幅が大きな給与制度を
運用している会社もあります。
端的に言うと
ボーナスがゼロの人もいれば
ボーナスだけで1000万円を超える人もいるという
外資系エージェントのような
メリハリが効いた給与制度です。
「安定を求めるか?」
「やればやっただけの年収を求めるか?」
それは自分が選べば良い事です。
どちらにしても
私が申し上げたいのは
「年収の4~5倍以上の粗利益を稼がないとダメですよ」
という事です。
会社は人材コンサルタントに払う年収以外にも
様々な経費を払っています。
オフィス賃料、販売促進費、人材募集費用、間接部門の人件費、
社会保険料、社員教育費、営業・通勤交通費、水道光熱費、
接待・会議費、図書費、レクリエーション費など
様々な費用を負担しています。
従って
自分の年収の最低3倍
できれば、4~5倍以上の粗利益を稼がないと
会社の経営が破綻してしまいます。
私のように
独立して一人で
転職サイトも使わずにやれば
経費は少なくて済みますので
粗利益の50%以上の
年収をいただく事も可能です。
ただ、事業規模が小さく
粗利益そのものが少額なので
大した年収にはなりません。
そして、自分が病気をしたり
ケガをしたりして
働けなくなったらアウトですから
非常にリスキーです。
ただ、その 「リスク」 は
「自由」 とのトレードオフだと
割り切っています。
私は何よりも
「自由」 を優先したいので
そのような仕事の仕方をしていますが
皆さんには
それぞれの価値観や生活がありますから
どうか熟慮して
働き方を選んでください。
「アナタの主人公は
アナタなんだよなあ」 みつを
合掌。