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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「ゴーンさん、会社の私物化は?」

「ゴーンさん、会社の私物化は?」

「誠実」 とか

「信頼」 とか

「コンプライアンス」 とは

何でしょうかね?

まだ有罪だと決まったわけではないので

あくまで裁判の結果を待つべきだと思います。

しかし、ゴーンさんは

個人の金銭的損失を

一次的にせよ

それを日産グループの損失として

付け替えて

アラブの資産家に

補填してもらった。

「アラブの資産家には

 色々と日産を支援してもらった。

 それもあって日産は復活した。

 だから私は

 日産に損害を与えていない。

 無実だ。」

本気で言っているとすれば

世界的企業グループの

会長なのに

法的知識どころか

常識に欠けていますね。

ゴーンさんが

日産の再建に貢献したという自負は

わかりますし

多くの人が認める事だと思います。

ただ

個人資産の損失を

会社に付け替えたというのが

事実だとすれば

それは 「会社の私物化」 であり

法律にも抵触します。

今の主張を続けても

自分を正当化する事は

できないと思います。

人間の中には

不幸にして失敗し

なかなか浮上できずに

苦しんでいる人もいます。

しかし、成功した事によって

勘違いして

堕落する人もいます。

本当に怖いですね。

まずは、自分が謙虚になって

懸命に努力したら

少しずつ人が集まってくれる。

そんな努力と

周囲の人たちの助けがあってこそ

成功する事ができる。

その時は

心から感謝します。

しかし

多くの人は

時間の経過と共に

その時の感謝の気持ちを忘れます。

「俺(私)の才能と努力の成果だ」

と、勘違いします。

ゴーンさんも

率直に認めて

潔く身を引けば

まだ浮かぶ瀬もあると思うのですが

どうも

そんな日本人的美学は

通じないのでしょうね。

「拘留期間が長い」 とか

「家族に会わせない」 とか

そんな外野からの批判は

物事の本質から

はずれていると思います。

国際政治や経済問題として

お茶を濁す事は避けて

司法として

真実を究明していただきたいです。

あくまで 「三権分立」 です。

「ほんとうのことが

 いちばんいい」                                  みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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