「若者に何を残せるか?」
私の娘は
30歳と28歳です。
とにかく若者の将来が心配です。
様々なビジネスパーソンが求める
「豊かさ」 を分類すると
だいたい下記の四つの要素の中で
どれを重視するかという事によって
分かれます。
皆さんも
自分のモチベーションリソースを
分類してみてください。
①仕事内容重視 ⇒ 成長志向
②年収重視 ⇒ リッチ志向
③人間関係重視 ⇒ 労働環境志向
④プライベート生活重視 ⇒ 個人生活志向
多くの皆さんの
モチベーションは
上記の①~④の中で
配分されていると思います。
例えば、今の私の場合は
①仕事が60%
②年収が10%
③人間関係は0% *一人で働いているからです。
④プライベートが30%
という配分です。
ただ、組織の中で働いていた
若い頃の配分は
①仕事が50%
②年収が10%
③人間関係が40%
④プライベートは0%
という配分だったと思います。
その結果
一番顕著に変化したのは
④プライベート生活重視 ⇒ 個人生活志向
の配分が増えたという事です。
独立した事が大きな要因でしょうが
若い頃には考えもしなかった結果です。
しかし
最近は、若い方々でも
「④プライベート生活重視 ⇒ 個人生活志向」
の配分が多い人が増えていると感じます。
・やるべき事をやっていれば、他人から、「あーだこーだ」 言われたくない。
・人生は仕事だけじゃない。プレイベートタイムを大切にしたい。
・仲の良い人とは、その気になれば、いつでもつながるし、会えるので大丈夫。
ある意味
最近の若い人の方が
組織や集団に縛られない生き方を
早期に模索していて
成熟している感じを受けます。
冷静に
現在や将来の生活を
見据えているようです。
終身雇用崩壊
少子高齢化
年金制度崩壊
何でもグローバル
「そりゃ、価値観や生き方も変わるよな」 と思いますし
そんな重荷を背負わせる結果をつくった
我々前後世代の人間は
もっと反省して
若い世代の人たちを
応援しなければいけないと思います。
死ぬまで働いて
年金を全額返納して
後世に残すとか
働けるうちは
それぐらいの 「罪滅ぼし」 も必要かと思います。
もちろん
政治家も官僚もね。
「生きているうち
はたらけるうち
日のくれぬうち」 みつを
合掌。