ホーム > 社長ブログ > 「防止できる辞退と防止できない辞退?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「防止できる辞退と防止できない辞退?」

「防止できる辞退と防止できない辞退?」

長期間、この仕事をやってますが

「この度は、大変ありがとうございました。

 おかげさまで素晴らしい会社から

 内定をいただくことができました。」

と、お礼の菓子折りまでいただいたのに

辞退されたという経験は

1回しか記憶にありません。

要するに

ご本人も一旦は喜んで 

「内定承諾」 していただいたのです。

ご本人も

辞退されるつもりなど

全く無かったのです。

それなのに

最終的には

大どんでん返しで

「内定辞退」 された事がありました。

しかし、実は

私は 「菓子折り」 をいただいた後も

「いやー、まだまだどうなるかわからないな?」

と、感じていました。

理由は

「これほどの人材が

 今の会社を簡単に辞められるわけがない」

と、思っていたからです。

そして、その予感が当たって

最後の最後に辞退され

クライアントに

大変なご迷惑をおかけしました。

その後のリレーションに関わる

非常事態です。

皆さんもご経験済みでしょうが

まさに 「痛すぎる内定辞退」 です。

ただ 「事前に防止できる辞退」 と

わかっていても

「防止できない辞退」 とがあります。

今回の辞退は

明らかに後者の

「防止できない辞退」 でした。

その理由は

個人情報保護の観点からも

人材コンサルタントのモラルの観点からも

詳細に述べる事はできません。

ただ言えるのは

「そこの見極めが大切ですね」

という事です。

個々人の性格や周囲の環境にもよりますが

「絶対に辞められない人材」

という人が存在するのです。

・余人をもって代えがたい。

・辞められると、周囲のショックが大きすぎる。

・ご本人の 「腹のくくり」 が足らない。

主な理由は

上記の三つです。

ただ

「余人をもって代えがたい」 なんていう事は

ほとんどありません。

ある程度の会社や組織というものは

誰がいなくなっても

何とか回っていくものです。

いずれにしても

それなりの立場にある人は

しっかりと 「腹のくくり」 をしてから

転職活動をしてくださいね。

「アナタの主人公は

 アナタなんだよなあ」                              みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ