「若くて律義な人は必ず内定する?」
小手先の面接テクニックを覚えるよりも
若くて律義な人は
必ず内定します。
「律義」 = 「義理がたいこと。実直なこと。」 = 「約束を必ず守る。」
「若い人は律義でない人が多い」
とは申しません。
それは年齢差別です。
実際、今ご相談させていただいている方は
26歳ですが、とても律義な方で
面接での評価も非常に高いです。
中高年でもいい加減な人は
多数いらっしゃいます。
ただ、現実的に
20代だと非常に多くの求人があります。
引く手あまたです。
その結果
あまりに多くの求人を紹介され応募している内に
途中から何が何やらわからなくなって
丁寧な対応ができなくなってしまう。
1社1社に返事もできなくなってしまう。
それが実態だと思います。
転職サイトに登録すると
わずか1日で何百通も
スカウトメールが飛んで来るので
そんなのイチイチ見ていられません。
しかし
多くの人材コンサルタントから
「若い人材には振り回されます。
途中で志向が変わる事が多いですし
突然、音信不通になることもあります。」
という話を頻繁に聞きます。
中には
「もう若い人材の相談に乗るのは嫌です。
一貫性がない人が多いからです。
今後は、アッパーミドル層だけを相手にしたいです。」
と、断言されるコンサルタントもいます。
その原因は我々にあって
そういう転職市場にしてしまったのです。
人材コンサルタントも粗製乱造されて
律義でない人材に対して
しっかりアドバイスできるコンサルタントが
少なくなってしまいました。
律義でない人材を目の前にして
ちゃんとアドバイスできないというのは
大変情けない話です。
ちゃんとアドバイスしないと
ご本人が損をします。
そんな荒れた転職市場において
突然、律義な若者が現れたら
いかがでしょうか?
結論は
必ず内定します。
「律義な若者」 は
とても信頼感を持てますし
「彼・彼女なら
たとえ時間がかかっても
着実に成長して
貴重な戦力になってくれるだろう」
という、大きな期待を
面接官に抱かせます。
従って
「面接テクニック」 などよりも
「律義であること」 の方が
比較にならないほど
大切であるという事ですね。
当り前ですが
「テクニックより、素の人間性」 です。
企業の面接官も力量が試されるところです。
「ほんとうのことが
いちばんいい」 みつを
合掌。