「私の将来のキャリアはどうなるのでしょうか?」
先日
大手人材紹介会社の役員の方が
「私との個別面談を希望する社員の大半が
将来のキャリア形成に関して相談したいらしいです。
その気持ちはわかりますが
私自身もこの先どうなるかわかりません。(笑)
過去、転職もしましたが、
まさか自分が人材紹介会社の役員をやるなんて事は
全く想像もしませんでした。
ただ、前職でも最初に入った会社でも
仕事はその時その時、一生懸命やりました。
それを積み重ねている内に気がついたら
今はこうなっているというだけです。
キャリア形成って、そんなものじゃないでしょうか?(笑)
それを社員にどのように言ってあげたらいいでしょうかね?」
と、おっしゃっていました。
私も全く同感です。
更に
著名な経営者も
下記のようなメッセージを寄せてくれています。
「私の将来のキャリアはどうなるのでしょうか?」
という質問に対しては
ある意味で見事な回答です。
「ジャパネットたかた」 の元社長で
現在は地元長崎の
Jリーグサッカーチームの経営をされている
高田明さんからのメッセージです。
「明るい老後の作り方」 という題目です。
http://news.livedoor.com/article/detail/15484936/?fbclid=IwAR2HGTV9LjDfqH9LjuksMMtPxXsJVGtohEFzetdguBTSBHuMscG1iCFrGYQ
特に共感した部分を抜粋させていただきます。
『私は「過去と他人は変えられないが、自分は変えられる。
だから、今目の前のことに一生懸命になるべきだ」と考えています。
自分の意思や努力では変えられないことで、くよくよ悩んでも仕方がありません。
たとえば米国大統領の発言によって景気が左右されるとして、
それを自分でどうにか変えることができるでしょうか? 無理ですよね。
ところが多くの人は、自分の力ではコントロールできない未来や、
どうやっても変えられない過去について悩みを巡らせます。
その無駄な時間をスパッとゼロにして
「今、自分が動けば変えられること」に集中する。
そうすれば、必ず成果が出るはずです。
ここで大切なのは、ただ生きるのではなく、
「今を一生懸命に」生きること。
そうすれば、必ず誰かが見てくれているし、仲間が集まります。
時には運も味方してくれるかもしれません。
常に一生懸命に今を生きていれば、人生に「失敗」はありません。
これには少し説明が必要でしょう。
たとえ結果が上手くいかなかったとしても、
一生懸命やったことを試練という言葉に置き換えるのです。
失敗には2種類あって「やらなかった失敗」と
「一生懸命にやらなかった失敗」の2つです。
結果ではなく「今」を一生懸命に、プロセスを楽しむ。
それが充実した人生を送る秘訣だと、私は考えています。』
「やれなかった
やらなかった
どっちかな」 みつを
合掌。