「高年収層の紹介は誰でもできる?」
先日のブログでも書いたように
人材紹介コンサルタントと言う仕事は
「継続力」 さえあれば
誰でもできるようになります。
それに加えて
3年、5年、10年と
「狭く、深く、長く」 やっていると
クライアント企業から
ご信頼いただき
自然と
「高年収求人」
のご依頼もいただけるようになります。
それはなぜか?
答は簡単です。
「あのコンサルタントは
長くうちを担当していて
よくわかってくれているから
重要なポジションの求人も
彼(彼女)に頼んでみよう」
となるのが当然です。
だから何度も言いますが
「狭く、深く、長く、きちんとやる」
という事が
高年収求人に強くなる常道なのです。
「高年収求人」 だからと言って
それまでのやり方と違うとか
特別な事は
ほとんどありません。
ただ
「対象者が良識あるアッパーミドルになる」
というだけです。
若年層のように
突然志向が変わったり
何社も内定をもらって
浮気したりしませんし
むしろ、決定率は高くなります。
従って、人材コンサルタントは
短時間労働でも
高業績を上げる事ができて
仕事の生産性が上がります。
その典型例が
JACリクルートメント様です。
「狭く、深く、長く、きちんとやる、若年層はやらない」
という事を徹底した結果
リクルートキャリア様やパーソルキャリア様との
差別化を実現し
今の地位を築いています。
特別な事はありませんが
決めた事を徹底して
できるまで継続する事によって
「高年収市場」 に強くなれるのです。
ただ
「若年層はやらない」 という
大市場を捨てる覚悟を持てる会社は
大手の中では少ないですから
それは見事な戦略であり英断です。
「市場の全ての要求を満たそうとすると、
全ての要求を満たせなくなる。
お客様が望むのは、
全ての品が揃っていることではなく、
自分の買いたい品が豊富に
揃っていることである。」 一倉 定
企業の持っている資源(人・物・金・時間)は有限である。
それにひきかえ、お客様の要求は無限である。
だから、どんなマンモス企業であろうとも、
お客様の要求を全て満たすことは、
初めからできない相談である。
お客様の全ての要求を満たそうとすると、
全ての要求が満たせなくなってしまうのである。
とすると、有限の資源しか持っていない企業のあり方は
自然に決まってくる。
それは、お客様の要求の特定の部分に限定し
その中でお客様の多様な要求を満たす。ということである。
お客様の要求の特定の部分に事業を絞り、
これにわが社の資源と努力を集中することである。
これが集中の原理である。
「いちずに一本道
いちずに一ツ事」 みつを
合掌。