「群れる事とチームワークは違うよ?」
最近の若者世代は違うかもしれませんが
外国人から見た日本人は
「群れたがる人種」 だと
思われているでしょう。
「島国」 「狭い国土」 「人口密度が高い」 「非英語圏」 など
色々な歴史や地政学的事情もあるでしょう。
これはビジネス社会においても重なる部分がありまして
「社外より社内の付き合いを優先する」 とか
「昔からの顧客だけとベッタリ付き合う」 とか
「過去事例のない事はしない」 とか
「同じ派閥や仲良しとだけ付き合う」 とか
保守的な傾向があると思います。
これは
「自分を守る鎧(よろい)がないと不安だ」
という証拠だと思います。
「鎧(よろい)」 = 「群れる」
という行動につながるのでしょう。
しかし、この習慣は
長所も短所もありますので
一概に否定できない事です。
(長所)
・他人の気持ちに敏感で思いやりがある。
・他人との親和性が高い。
・外国人も差別なく受け入れる。
(短所)
・個性的でタイプが異なる人と距離を置く。
・群れない人とは距離を置く。
・味方か?敵か?を分けたがる。
こうして考えますと
決して日本人に限った話ではありませんが
「自分の道を見つけて
しっかり自走している人」
に、あこがれながらも
怖がっている人も多いと思います。
しかし
自立して自走している人同士が
協力し合って
より大きな成果を生み出す事が
真のチームワークです。
単に 「群れる」 という事とは違います。
従って
「自立」 と 「チームワーク」 との両方が必要です。
個々人が自立した上で
チームワークもできれば
とても大きな成果を出せると思います。
そんな組織や関係が理想だと考えます。
皆さん、どうか良い三連休をお過ごしください。
「生きていて
よかった
生かされてきて
よかった
あなたに
めぐり逢えたから」 みつを
合掌。