「顧客満足のためには社員満足だ?」
リクルートを離れて以来
ずっと思っている事なのですが
「顧客満足のためには社員満足が重要だ」
という事です。
それを実現できている会社が
非常に少ないからです。
「社員満足」 ⇒ 「顧客満足」 ⇒ 「高業績」 ⇒ 「株主満足」
本来、この順番なんです。
*この理念を最も明確に
経営者と社員との間で共有しているのは
「パソナキャリアカンパニー様」 のクレドだと思います。
本来は上記の順番にも関わらず
何でもかんでも外国の真似をして
「株主満足」 を最優先する
血の通わない経営が
企業を根幹から腐らせます。
最近、お会いしたエグゼクティブからいただいた
下記の貴重なご意見をお読みください。
「アメリカの会社でも最近は
株主重視から社員重視へと舵を切り始めています。
GEは最たる例だと小職は考えています。
あの会社はGEスタイルの人事制度で世界でも有名ですが、
株主重視が度を過ぎ、今は解体か破産の危機。
米系のHRコンサルティング会社も社員engagementと
ロイヤリティ重視の提案をし始めていますし、
社員満足が顧客満足に繋がる、との論理。
当然ですが、これがこれまで重視されず、
顧客さえ満足していれば社員はどうでも良い、
という風潮からここまで変わってきたわけで、
どんな企業であれその時流には乗らねば
成長は無いと思います。」
いかがでしょうか?
「グローバルスタンダード」 と言う名の
「ゆがんだ経営」 の結果です。
人を信じず
お金を信じる。
そんな寂しい人が経営している会社って
どこまで行っても
社員のロイヤリティは上がらず
「金の切れ目が縁の切れ目」 です。
社員は賢いから
「そろそろ潮時だなー」 と感じたら
どんどん辞めます。
皆さんの会社は
「社員満足の向上」 に関して
最優先で取り組んでいますか?
「うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる
うばい合えば憎しみ
わけ合えば安らぎ」 みつを
合掌。