「意味のある苦労と時間の無駄との違いは？」

以前

「人生に無駄なし」　なんて

格好良く書いた事もありましたが

よくよく考えますと

ちょっと違うかな？

とも思い始めました。

「苦労」　と言っても

大きく二通りあると思います。

1　後の人生にプラスになる苦労　⇒　その経験が良い肥やしになり、幸せや成功につながる。

2　後の人生にプラスにならない苦労　⇒　心身ともに疲れ果て、次につながる収穫が無い。

「それは、当事者の考え方や生き方によって

　はっきりとは分けられないだろう？」

と言われたら、それまでです。

上記２の　「苦労」　でも

プラスに転換できる人もいるでしょう。

しかし、世の中

そんなに甘くないような気がしてきました。

簡単に申しますと

「一緒に働く人がどのような人か？」

　それによって、人生が大きく変わりますよ。」

という事です。

もっとわかりやすく言いますと

「尊敬できる経営者・上司・同僚に恵まれていますか？」

という事です。

「はい、恵まれています。」　という方々は

転職する必要もないし

今の　「苦労」　は

必ず報われるでしょう。

ただ、　「いいえ、尊敬できる人は周囲にいません。」　という方々は

早く転職した方がいいかもしれないし

今の　「苦労」　は　「徒労」　に終わり

「時間の無駄」　になるかもしれません。

「自分はまだ若いから

　もう少しだけ頑張ってみよう！！」

と、無理に気持ちを奮い立たせても

周囲がそれに呼応できる人たちでなければ

「必死の苦労も水の泡」　になるかかもしれません。

何か環境依存の他責人間みたいで

あまりネガティブな事は書きたくないのですが

先日、ある人材紹介会社の

マネージャーと方と話していたら

「どんな環境で

　どんな人と働くか？」

という事は、あらためて重要な事だと思いました。

きれい事かもしれませんが

人はそれぞれ自由であって

それぞれの個性や持ち味を発揮して

もがきながらも楽しく仕事をして

何とか食っていければ

良いのではないか？

「世の中の大半の事はお金で片付く」　

と言うけれど

お金で片付けるしかないから

仕方なくそうしているんですよね。

それだけでは寂しいですね。

皆さんは、どんな生き方を選ばれますか？

「ひとの世の幸不幸は

　人と人とが逢うことから

　はじまる

　よき出逢いを」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。