ホーム > 社長ブログ > 「エグゼクティブ採用のメリットとリスクは?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「エグゼクティブ採用のメリットとリスクは?」

「エグゼクティブ採用のメリットとリスクは?」

この問題は

経営者、特にオーナー経営者であれば

非常に注意して考える事でしょう。

割り切って

「ダメなら、すぐにクビにすればいいや」

という非情な経営者もいます。

ただ、良心的な経営者でも

エグゼクティブの採用となりますと

社内外共に周囲に与える影響が大きいので

どうしても慎重になってしまいます。

そこで 「北朝鮮問題」 のように

「核放棄が先か? 経済援助が先か?」

というような難題に直面します。

お互い 「手探り」 ですから

クライアント企業としては

「まずは、入社後のお手並みを拝見しましょう。

 その上で、期待通りの結果を出してくれれば

 経済援助しますよ。」

という理屈になります。

一方、キャンディデートとしては

「もちろん、頑張って結果は出したいです。

 しかし、具体的には

 何にフォーカスして

 どの程度の結果を出せば

 評価していただけますか?」

というように

評価ポイントが気になります。

それに対して、経営者は

「期待しているのは

 利益貢献度に決まっているでしょう。

 そのためにも

 周囲の人たちと良好な関係を築いて

 早く会社に馴染む事ですよ。」

と思います。

経営者も

オファーするぐらいですから

「採用したい!!」 と思っているし

ある程度信用もしているのですが

実際には

入社後必ず活躍できるという保証はありませんから不安です。

一方、キャンディデートも

「悪い話ではない。

 いや、むしろ良い話だ。

 しかし、過去の経験からも

 会社というモノは

 実際に入社してみないとわからないからなー?」

という所が本音です。

こんな疑心暗鬼の状態でやり取りを続けても

単なる 「時間の無駄」 ですから

最後は、両者が歩み寄るしかないのです。

「米朝首脳会談」 です。

双方か片方が

「強硬な態度」 を取り続けると

結局、オジャンになります。

我々の仕事は

アメリカと北朝鮮との間に入って

我慢強くネゴシエイトしなければいけない局面が多いので

そんな時は神経が擦り減る思いです。

しかし

いい加減だと批判されるのを恐れずに申し上げますと

「最初から

 ご縁があるか・ないか?

 は決まっているので

 結果は天に任せよう!!」

という、開き直りが大切です。

私などは

3件に2件は失敗の連続で

「開き直り」 が一番の得意技です。

私ごときが

コソコソ動いても

天命に逆らう事はできません。

そこの 「見切りの速さと正確さ」 が

人材紹介コンサルタント適性の

有無を左右すると思います。

「坂道へきたら

 思いきって

 ゆっくりやすむ

 ことですよ

 坂道で

 むりをすると

 息がきれます」                                みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ