「社長に会ってマル秘求人を獲得しよう?」
最近、多くの人材紹介会社が
「高年収求人シフト」 していますね。
とは言っても
年収は数千万円・数億円ではなく
700~800万円の層が中心です。
それほど高年収求人でなくても
例えば、ヘッドハンティング会社では
「着手金(調査費)300万円」 + 「成功報酬:年収の45%」
というように、かなり高額な課金をしています。
その結果
年収700万円のエンジニアを採用するために
300万円+315万円(700×45%)=615万円 と
ほとんど年収と変わらない金額が必要です。
とにかく、 「高年収求人」 であろうがなかろうが
「重要な求人案件を獲得するためにはどうすればいいのか?」
という事が課題ですよね。
その答は単純です。
1 企業のキーパーソンに興味を持ってもらい、会いたいと思わせる事。*口コミ・PR・丁重な手紙など。
2 ターゲット人材の要件定義やサーチ手順などを、具体的にしっかり説明する事。
3 守秘義務に配慮しながら、過去の成功事例を活用して、期待していただく事。
4 一方、失敗しないための教訓として、あえて過去の失敗事例も話す。
5 原則、価格交渉には応じない事。*簡単に値引きするのは、サービスに自信が無い証拠。
6 自信と謙虚さを持って、さりげなく上品に営業する事。*競合他社の悪口は絶対言わない事。
競合他社とのコンペは厳しい世界ですが
一度ご信頼いただき
その後、その期待に応える仕事を続ければ
本当に素晴らしいクライアントになると思います。
ポイントは
規模拡大を急ぎ過ぎて
できない事をできると言わない事と
仕事の品質を落とさない事です。
それは大昔、私が身を持って経験しております。
貴重な求人をご依頼いただいた以上は
しっかり丁寧にフォローする事です。
できない事をできると言って
いたずらにクライアントを増やしてはいけません。
良い評判が広がるのは遅く
悪い評判が広がるのは速いです。
折角ご縁をいただいた
キーパーソンとの信頼関係を大切にしましょう。
「土の中の水道管
高いビルの下の下水
大事なものは
表に出ない」 みつを
合掌。