「経営者の人生を知れば、良い仕事ができる？」

クライアント企業に訪問すると

いきなり

「どんな人材を採用したいんですか？」

と、採用スペックを聞いてしまうコンサルタントがいます。

そんな表面的な採用要件は

ＨＰの採用情報や

求人サイトを見ればわかりますよね。

そこで、いつも言われる事は

「採用の背景を聞きなさい」

という事ですよね。

要するに

「採用する理由を聞けば

　経営計画や経営課題もわかり

　求める人物像もわかる」

という事です。

それはそうなのですが

ここはもっと突っ込みたい所です。

そのためには

是非とも経営者（創業者がベスト）の方にお会いして

「貴方はどんな人生を歩んできたのですか？

　そして、なぜ会社を作ったのですか？

　その後、どのような経緯で

　現在に至ったのですか？」

という、経営者の人生や

企業の歴史・沿革を聞く方が

余程ためになるでしょう。

その方が

経営者や会社が大切にしてきた事や価値観を理解できて

「どのようなタイプ（価値観）の人材が必要なのか？」

という事が、深く理解できるからです。

経営者にも企業にも

百人百様、百社百様の　「ストーリー」　があります。

その　「ストーリー」　を理解せずに

良い仕事はできないものですね。

「ストーリー」　を聞きましょう。

それが、この仕事の楽しみであり

醍醐味ですよね。

「花を支える枝

　枝を支える幹

　幹を支える根

　根はみえねんだなあ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。