「大手よりブティック型エージェントの方が難しい？」

ご相談にお越しになる方々の中には

「大手人材紹介会社に内定するのは大変で

　小さなブティック型エージェントに内定するのは

　比較的簡単だろう？」

と、勘違いしている人がいます。

確かに

中小エージェントの中には

厳選せずに

バンバン採用する会社もあります。

ただ、そんな会社に入社しても

ろくなことはないので

やめた方がいいですよ。

「使い捨て」　されてしまいます。

それに対して

きちんとしたブティック型エージェントは

それなりの歴史や実績もありますし

得意分野（特定業界・職種）では有名な会社が多いです。

そして、小規模ゆえに

採用ミスができないのです。

第一印象や乗りで採用してみたら

「あれー、協調性が乏しく

　他のコンサルタントと全然合わない！！」

とか

「できると信じて

　やらせてみたら

　全然能動的に動けない！！」

とか、色々問題が起こると

小規模会社だけに

マイナスのインパクトが大きいわけです。

「どうしてあんな人を採用したんですか？

　早くクビにしてください！！」

などと、既存のコンサルタントが騒いで大変です。

そんな悲劇が起こらないように

ブティック型エージェントは

とても丁寧で念入りな

採用選考プロセスを踏む会社が多いです。

例えば

・社長面接

・マネージャー面接

・各コンサルタントとの面談（面接）

・適性テスト

・小論文

・レファレンスチェック

・主要メンバーとの会食

・再度、社長とのオファー面談

というように

かなり念入りな選考を実施し

面接した社員の誰か一人でも反対すれば

採用しません。

厳しいでしょう？

一方

大手人材紹介会社は

何百人もの大量採用をしますので

一人一人の採用にそんな手間暇かけられません。

例えば

・人事＆現場マネージャー面接

・適性テスト

・部門責任者面接

以上で終了という感じです。

現場に権限委譲されていて

有り難いのですが

ブティック型エージェントほど

手間暇かけないので

ミスマッチも発生しやすいという

略式な採用選考プロセスになっています。

従って

人材採用のプロを自認する

人材紹介会社自身が

採用ミスをしてしまうという事は

珍しい話ではありません。

そうならないように

私自身が

ミスマッチを防止する情報提供を

企業と人材双方に対して

事前に提供する責任があります。

「トマトがトマトであるかぎり

　それはほんもの

　トマトをメロンに

　見せようとするから

　にせものとなる」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。