「外資系エージェントからのマネージャー求人が多い」
最近、特に
外資系エージェントからの求人が多いです。
一昨日も
社名も名前も名乗らない謎の日本人から
問い合わせがありました。
謎の人:「武谷さんは、マネージャーのポジションに強いと聞きました。
我々は、外資系エージェントで
複数のマネージャーを探しています。」
私:「へー、そうですか?
ところで、今、昼飯の最中なんですが?」
謎の人:「あー、ランチタイムですね。
それは済みません。
ところで、武谷さんは
外国人と直接やり取りできますか?」
私:「え?
そんなのできません。」
謎の人:「あー、そうですか?
残念です。」
私:「あのね、その外国人に伝えてください。
日本で本気で事業を立ち上げるのであれば
日本語ができるリクルーターを採用しなさいと。」
というような、やり取りがありました。
そして、昨日もまたヨーロッパの会社の海外統括部の外国人から
「日本法人の責任者と、その下のマネージャーを採用したい」
という、問い合わせがありました。
何でも 「グローバル」 で
こちらも英語ができないとダメですが
日本において
英語だけで事業を立ち上げようとしても
ある程度の規模ですぐに限界が来ます。
やはり、バイリンガルのリクルーターとか
せめて、オフィスマネージャーのような人を採用して
「郷に入れば郷に従え」
という姿勢で腰を据えて取り組まないと
そんなに甘くないですよ。
優秀、且つ、バイリンガルのコンサルタントが
そこら辺をウロチョロしているわけがないでしょう?
年収もバカ高いですしね。
そうなると、日本の人材紹介市場を熟知している日本人を
いかに採用し活用できるか?
それができるか? できないか?
そこが成功と失敗の分かれ目になるんです。
欧米のエージェントは
「自社のやり方が世界標準だ」
と勘違いしている会社が多いので
もう少し日本市場の勉強をした方がいいですね。
私が偉そうに言う資格は
全くありませんが
成功させたいのであれば
本気で取り組んでください。
「批判はしたけれど
自分にできる
だろうか」 みつを
合掌。