「社員が同業他社に転職したら訴訟を起こす？」

世の中には

色々な会社があるものですね。

転職市場でビジネスをしているのにもかかわらず

「自社の社員が同業他社に転職したら訴訟を起こす」

というバカげた会社があるそうです。

そんな事でイチイチ訴訟なんかしてたら

世の中、訴訟だらけになりますよ。

訴訟を起こす理由は

非常にネチネチした感情的なものに起因しているケースが多いです。

「俺がお前を育てたのに裏切るのか？」　と言うのですが

上司が部下を育てるのは当り前ですし

辞める社員は

「私は、あの人に育てられた実感は全然持っていません」

というケースも多いです。（笑）

もちろん、明らかに社員側に非がある場合は別ですよ。

わかりやすい例を挙げると

「元社員が登録者の個人情報を意図的・計画的に持ち出した」

というようなケースです。

私見を述べますと

そんな犯罪者まがいの人は

この業界で仕事をしてはいけません。

今は書けませんが

どの会社の何という社長が犯罪者なのか？

複数の前科者社長を知っています。

いずれ公表して　

「お陀仏」　にします。

しかし、そのような悪質なケースではなく

「単に同業他社に転職する」　という事が

そんなに責められる事でしょうか？

それが罪になるとすれば

ＩＴ業界でも

自動車業界でも

金融業界でも

ヘルスケア業界でも

消費財業界でも

「全ての産業において、同業他社への転職は罪だ！！」

という事になりますし

多くの人たちが転職できなくなります。

冒頭に書いたように

その会社は

転職市場でビジネス展開している企業なのに

他社の社員の転職は奨励しながらも

自社の社員の転職は許さないというのは

全く一貫性の無い姿勢です。

まさに　「自己矛盾」　の典型例です。

こういうアホな会社は

この業界から消えてもらわないとダメですね。

一方で

「転職してもいいし

　独立してもいいよ。

　でも、戻りたくなったら

　いつでも戻って来いよ。」

というパーソルキャリア（旧：インテリジェンス）さんのような

「オープンイン＆オープンアウト」　

という柔軟な考え方を持った会社もあります。

このように

「首尾一貫した姿勢」

を持っている会社が

優秀な人材をひきつけ

成長し続ける会社だと思います。

パーソルキャリアさんは大手企業ですが

ブティック型エージェントの中でも

とても立派な会社もあれば

ダメな会社もありますので

その辺は、ご相談いただければ

情報提供させていただきます。

「前科者社長」　も

個別にお教えします。

本当に人材紹介業という仕事は

何でもかんでも

紹介してはいけません。

失礼ながら

お客様を選ばせていただく事は

人材コンサルタントの最も重要な仕事です。

「土の中の水道管

　高いビルの下の下水

　大事なものは

　表に出ない」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。