「自分の長所で生きて行こう」
私は良くも悪くも
「分相応で良い」
という考え方を
子どもの時から持ち続けています。
先生や両親からは
「もっと覇気を持て!!
欲を出せ!!」
と言われましたが
「なんだそれ?
そんな勉強ができるようになったり
偉くなるより
平穏に暮らしたいよ」
という気持ちでした。
それは今も変わりません。
これは性分ですね。
しかし、本当に偉くなるためには
「分相応」 という考え方では
全くダメですね。
私は
「課長になってやろう」 とか
「部長になってやろう」 とか
「社長になってやろう」 とか
考えた事が
これまで一度もありません。
これは結構驚かれます。
「武谷さんって
典型的なリクルートタイプで
凄くアグレッシブな性格だと思ってました」
と、妻にも言われたぐらいです。
確かに、スイッチが入ると
アグレッシブにもなれるのですが
本来は消極的な性格です。
過去、上司から昇進の内示を受けるたびに驚いて
「えー!! 僕がマネージャー?
部長?
社長?」
という感じで、戸惑いましたし
一旦、お断りした事もありました。
当然ながら
「俺なんかより
もっとふさわしい人がいるじゃないか?
頑張ってる先輩も同僚もいる。
その人たちの方が適任だ。」
と思いました。
もちろん、評価していただいた事に対しては
嬉しい気持ちはありますし
そうなった以上
「期待に応えられるように頑張らなきゃなー」
とは思いました。
でも、その程度ではダメなんです。
大統領でも総理大臣でも社長でも同じで
自分から狙って準備して努力して勉強して
そのポジションを獲りに行かないとダメです。
なぜか?
その理由は
狙ってポジションを獲りに行く人は
「自分が社長になったら
このような会社にする!!」
という事を事前に準備して考えているからです。
逆に
私のように
ある日突然思いもよらず
社長になった人は
事前準備が足りないんです。
その結果
期待される任務や業績を達成できないのです。
従って
上昇志向のある方々は
健全な野心をもとに
努力と勉強を怠らず
会社や事業のビジョンを示し
社員を牽引できるリーダーになってください。
そして、もっともっと上を目指してください。
一方、私はそのような事には
適性がありませんし
今後も自分ができる事を
「コツコツと根気よく」 やって行きます。
子どもの頃から
「コツコツ根気強い」 という事が
いつも通信簿の長所の欄に書かれてありました。
このブログも始めて10年以上
今後も自分らしく
「コツコツ根気よく」 やって行きます。
「自分が自分に
ならないで
だれが
自分になる」 みつを
合掌。