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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「ワークライフバランスという言葉は嫌いだ?」

「ワークライフバランスという言葉は嫌いだ?」

数年前、外資系大手人材紹介会社の

外国人ディレクターの方と会食した時の話です。

一緒にお越しになった

マネージャーの方々が

バイリンガルの日本人でしたので

通訳していただき

助かりました。

そこで、お互いお酒も飲んで

「宴もたけなわ」 となって来た時に

外国人ディレクターの方が

切り出しました。

ディレクター:「私は最近の日本でよく聞く

         ワークライフバランスという言葉は嫌いだ!!」

私:「それはなぜですか?」

ディレクター:「日本人は

         外資系企業や外国人コンサルタントは

         休みばかり取って

         あまり働いていないと

         勘違いしているんじゃないか?

         それを真似しようとしているんじゃないか?」

私:「そうかもしれません。

   クリスマスとか長期休暇を取ったり

   有給消化率も100%だったりするからでしょう。」

ディレクター:「それは、メリハリの問題です。

         外国人は働く時は

         すごく集中して働きます。

         そして、必ず結果を出します。

         結果も出さずに

         長期休暇なんか取ったらクビですよ。

         その辺、日本人は誤解しているんじゃないですか?」

私:「そうかもしれませんね。」

ディレクター:「私から見ると

         日本人はもっとメリハリをつけて

         働く時は、もっと集中した方が良いと思います。

         だから、安易にワークライフバランスという言葉を

         使ってほしくないんです。」

私:「その通りですね。

   労働時間の長短より

   仕事の生産性を重視しないといけませんね。

   日本のビジネスパーソンの生産性は

   先進諸国の中では低レベルですからね。」

ディレクター:「その通りです。

         生産性が重要です。

         もっと生産性を上げてから

         休む話をした方が良いと思います。」

日本人コンサルタントは

外国人コンサルタントから

上記のような厳しい目で

見られているかもしれません。

瞬発力が強い外国人と

持久力が強い日本人という

特性もあるでしょうが

「持久力」 だけで勝負していると

どうしても労働時間が長くなり

永遠に生産性が上がりませんからね。

外国人との有益な会食でした。

「わたしは

 今日の一日を

 大事に

 生きたろうか」                                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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