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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「大不況になっても生き残るコンサルタントは?」

「大不況になっても生き残るコンサルタントは?」

経済や景気というものには

必ず循環があります。

好景気もあれば

大不況もあります。

私は過去に

三度の不況を経験しました。

・円高不況

・バブル崩壊

・リーマンショック

上記の中で

圧倒的に長く厳しかったのは

「バブル崩壊」 でした。

会社は3年連続赤字で

従業員は450人から

150人に減ってしまいました。

売上70億円が20億円程度になったと思います。

社内の雰囲気も

一気に荒廃しました。

私自身も 「ヤケクソ」 になって

モチベーションが無くなり

転職活動もしましたし

何より、当時のメンバーには

ひどい事をしました。

私が会社を大きくしない最大の理由は

その時の体験から得たものです。

大不況になっても

自分一人であれば

何とか耐えられる

という思いがあります。

近い将来、わかりませんが

東京オリンピック前後に

大不況が来るかもしれません。

では、そんな時に

生き残れる人材コンサルタントとは

どのような人でしょうか?

(結論)

1 景気に関係ない領域に特化している会社やコンサルタント ⇒ 医療や介護、超ハイテク、途上国支援など

2 金持ちオーナー経営者をガッチリつかんでいるコンサルタント ⇒ マル秘CxO求人を独占できる

3 人材サーチ能力が高い会社やコンサルタント ⇒ リプレースなどマル秘CxO求人を独占できる

大不況になると

大企業は一斉に採用STOPしますから

大企業の若手求人ばかり担当している

会社や人材コンサルタントは

ほとんど食えなくなります。

従って、繰り返しますが

①好不況に影響されない領域に特化する。

②オーナー経営者にガッツリ食い込んで、他のエージェントを排除する。

③他のエージェントが探せない人材を見つけられる能力を磨く。

ざっくりですが

上記の①~③の中で

少なくとも一つは特技を持ってないと

生き残れません。

という事は

この好景気の中で売れているけれども

上記①~③の特技を持っていない

会社や人材コンサルタントは

今の内に2~3年分の貯金をしておかないと

生活できなくなるという事です。

それが嫌なら

①~③の少なくても一つ以上の能力を

今の内に身に着けるしかありません。

悲観的な話で恐縮ですが

現実的としていつか必ず起こる事です。

「また有効求人倍率が上がった」 とか

そんな今だけの話に

浮かれている場合ではありません。

「なやみはつきないな

 生きているんだもの」                                    みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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