「フェードアウトって良い事?悪い事?」
人材コンサルタントの仕事をやっていますと
・何となくご紹介できる人材がいなくてフェードアウトしてしまう求人企業
・何となくご紹介できる企業がなくてフェードアウトしてしまう転職希望の方々
上記の企業と人材が
あっという間に増えてしまいますよね?
しかし、これは良い事ではありませんよね。
我々、人材コンサルタントも
「ご要望にお応えできず、誠に申し訳ございません」
という気持ちになります。
良い事ではないという理由はもちろん
何となくごまかしてフェードアウトしても
何の問題解決にもなっていないからです。
日本人特有の感性かもしれませんが
「ハッキリ言い過ぎて相手を傷つけたくない」 とか
「自分が相手に悪く思われたくない」 とか
そのような曖昧な感情も働いていると思います。
それはそれで良い部分もあって
「あえてハッキリ言わなくても
何となくお互いに悟る」
という事もあります。
「貴方のような人には、求人をご紹介できません!!」
とまでは、めったに言えませんが
「御社のような企業には人材をご紹介できません!!」
と、ハッキリ言うのは私ぐらいでしょうか?
失礼だと思われる方々も多いでしょう。
ただ 「上から目線」 で言っているわけではありません。
率直に紹介できない理由を伝えないと
相手のためにならないと思うので
悪く思われる事を覚悟して
勇気をふりしぼって申し上げています。
気づいていながら
黙って何も指摘しなければ
誠意などないですよね。
それこそエージェントとしての価値がないと思います。
「思い切って踏み込む」 という覚悟がなければ
この仕事に限らず
どんな仕事も価値を持たなくなってしまいます。
あと一歩、踏み込みましょう。
「なるべくなら
うそのないほうがいい」 みつを
合掌。