「人材コンサルタントをやっているとアホになる?」
人材紹介コンサルタントの仕事に慣れてくると
物事を深く考えなくても
ある程度、仕事をこなせるようになります。
経験やスキルが積み上がってくると
仕事の様々な場面において
瞬間的に状況判断できるようになって
その状況に応じた対処もできるようになります。
この事に関しては
ベテランコンサルタントの方々ほど
よくご理解いただけると思います。
ビギナー時代のように
「考える、悩む、迷う、人に相談する、勉強する」
というような事が少なくなりますよね?
しかし、これが人材コンサルタントの仕事の危ない部分です。
物事を深く考えずに
経験則に頼って仕事をこなす日々が続くと
人間としての思考力が低下してしまいます。
そして、思考力の低下に伴い
コンサルタントとしての成長も止まります。
お客様に対する提案力が低下してしまいます。
従って、日頃から意識的に
物事を考える習慣を身につけなければなりません。
そこで、考える習慣を身につけるためには
1 新たな知識をインプットする習慣 ⇒ 文章を読む習慣
2 持っている知識や考えをアウトプットする習慣 ⇒ 文章を書く習慣
という、上記1・2を意識して続ける事が大切だと思います。
「文章の読み書き」 = 「知識のアウトプットとインプット」
を習慣化すれば、思考力が向上します。
人材コンサルタントの仕事を長くやっても
アホにならずにすみます。
クライアントやキャンディデートなど
お客様と接するだけで
自然と新たな知識がインプットできる恵まれた仕事ではありますが
それだけでは、特定業界や特定職種に関する
狭い領域の知識ばかりが増えてしまいます。
一人のビジネスパーソン、一人の人間としては
もう少し幅広い領域での
インプットとアウトプットが必要だと思いますし
その幅広さがコンサルタントとしての成長にもつながると考えます。
「毎日少しずつ
それがなかなか
できねんだなあ」 みつを
合掌。