「このコンサルタントは焦ってると思われたらダメですね」
捨て鉢(すてばち)のように思われるかもしれませんが
「自分も他人も
世の中の事は全て
どうせなるようにしかならないのだから
自然の流れに任せておけばいい」
というぐらいの
「腹のくくり」 とか
「良い意味での割り切りやあきらめ」 とか
「最後はご縁の問題だ」 とか
そのような心を底流に持ち続ける事が
人材紹介コンサルタントの仕事を
長くやるためには
大切だと思っています。
・たくさん紹介する。
・たくさん面接してもらう。
・たくさん内定を獲得する。
・何とか説得しようとする。
・何度も執拗に連絡する。
・無理にクロージングする。
このように
「あがけばあがくほど人心は離れる」
という事を忘れないようにしないと
自分から運を手放す結果となります。
理由は
お客様から
「このコンサルタントは焦ってる」
と思われたり
「恣意的に誘導しようとしている」
と思われるからです。
そうなると
「私は貴方のためを思って
アドバイスしているんですよ」
と、いくら言っても
相手はどんどんしらけてしまいます。
大学時代、熊本で過ごした時
九州や周辺各地から集まった
素晴らしい人柄の
先輩や友人に言われました。
「そぎゃん小さか事は
どげんでもよかったい。
まあゆっくり飲もう。」
東京に馴れると
ちょっとのんびりしすぎている感じもありますが
時には、それぐらいの人間的余裕が必要だと
今になって感じる事しばしばです。
「精一杯努力したら
あとは運と縁に任せたらいい」
という事ですね。
「途中にいるから
中ぶらりん
底まで落ちて
地に足が着けば
ほんとうに落ち着く」 みつを
合掌。