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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人は4つのタイプ。貴方はどれですか?」

「人は4つのタイプ。貴方はどれですか?」

リクルートの研修の中に

「STAR(スター)研修」 という

対人スキル向上のためのプログラムがあります。

営業職や販売職の方々をはじめ

数万人以上の人が受講された研修です。

「さまざまなタイプの顧客や社内外関係者と、スムーズなコミュニケーションをとるための考え方や行動を身につけます。
 感性に頼りがちなコミュニケーションスタイルから脱却し、行動科学に基づいた理論をベースに、

 職種を問わずさまざまなタイプの相手と円滑なコミュニケーションを可能にするためのプログラムです。」

こんなプログラムです。

順番は

1 自分を知る。

2 相手を知る。

3 自分をコントロールする。

4 相手に働きかける。

これを営業や販売、社員教育、キャリアコンサルティングなどの場面で応用すれば

だいたいうまく行くというプログラムです。

そこで、まずは

自分や相手(お客様)を4つのタイプに分類します。

①ドライビングタイプ(前進・実行型)

・とっつきにくい。冷静。人からの指図を嫌う。負けず嫌い。

・時間については厳しい。選択は無駄がない。ペースが速い。

・事実を重視するが、決断力があり、リスクを伴った決定も気にかけない。

②エクスプレッシブタイプ(直感型)

・自分の話をするのが好き。面白みがある。

・時間にあまり厳しくない。選択は気分が乗ると速い。

・他人の意見や考えを気にするが、リスクを負うことについては気にかけない。

③エミアブルタイプ(温和型)

・話をよく聞き、温かみがある。親しみやすい。協力的。

・時間にあまり厳しくない。選択にはじっくり時間をかける。

・まわりの人の意見や考えに基づいて決定し、リスクを極力避けたがる。

④アナリティカルタイプ(分析型)

・とっつきにくい。冷静。自立心が強い。納得すれば協力的。

・時間(待たされる)については厳しい。選択にはじっくり時間をかける。

・事実やデータに基づいて考える。リスクを避けようとする。

さて、皆さんは、①~④の中で、どのタイプでしょうか?

100%完全に①とかではなく

例えば、私のように①と②との混合タイプなど

複数のタイプが入り混じっている方も多いと思います。

従って

身近にいらっしゃる

周囲の方々と

お互いのタイプを当て合うのも楽しいと思います。

そうやって、自分のタイプを知り

相手のタイプを知った上で

臨機応変に対応を変える事ができれば

商談もキャリアコンサルティングも社員教育も

円滑に運ぶ事ができるというプログラムです。

それでは

①~④のタイプの相手(お客様や社員)に、どのように接すれば良いのでしょうか?

端的に述べます。

①ドライビングタイプ(前進・実行型) ⇒ 相手の話を聞いてあげる。具体案を最初に伝え、相手の意見を伺う。

②エクスプレッシブタイプ(直感型) ⇒ 自分の行動を抑制する。できるかぎり話を聞き、気分を盛り上げる。

③エミアブルタイプ(温和型) ⇒ 自分から行動を起こす。親しみやすい口調や雰囲気で安心してもらう。

④アナリティカルタイプ(分析型) ⇒ 自分の考えを表す。資料やデータを使って具体的に説明する。

このように書きますと

何か悪だくみのように思われるかもしれませんが

あくまで、相手を尊重して受け入れ

その人に合った対応ができるようになるためのプログラムです。

もちろん、自分の性格も変える必要はありません。

理性的に対応を変えるだけです。

とは言っても、実際にはなかなか難しいですよね。

*尚、この研修に関するお問い合わせは、

 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ にお願い致します。

https://www.recruit-ms.co.jp/

「にんげんだもの」                                      みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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