「良い会社って、どんな会社?」
・良い会社にしたい。
・良い会社に就職したい。
・良い会社になってきた。
・良い会社で働けて幸せだ。
・良い会社と取引したい。
・良い会社の人と友達になりたい。
・良い会社の人と結婚したい。
上記のように
様々な 「良い会社願望」 があります。
ところで
「良い会社って、どんな会社なのでしょうか?」
よく言われる事は
「ステークホルダーに高く評価される会社」 = 「良い会社」
ですよね?
「ステークホルダー(利害関係者)」 というのも
非常に広範囲にわたります。
1 顧客
2 株主
3 社員
4 協力会社
5 社会(地域社会・産業社会・全社会)
上記のようなものが
「ステークホルダー」 の代表例ですね。
上記1~5の全てのステークホルダーから
高く評価されている会社は
明らかに良い会社でしょう。
でも、そんなエクセレントカンパニーは
なかなか存在しません。
そうそう単純なものでもないと思います。
もっと深く考えますと
良い会社の条件には
「ハード面」 と 「ソフト面」 とがあると考えるからです。
・「ハード面」 とは、要するに短期的な業績です。
⇒ 売上・利益・株価・配当・給与水準・お金払いの良さ、などです。
それに対して
・「ソフト面」 とは、「理念の浸透・実行による長期的・社会的評価」 であり、長期的な業績です。
⇒ リピート顧客の多さ・長期株主比率・社員の社会的評価・協力会社との信頼関係
・社会からの感謝や尊敬、などです。
もちろん
短期業績の積み重ねがあってこその長期業績ですが
「ハード面」 以上に 「ソフト面」 が重要な要件だと考えております。
従って
本当の意味での 「良い会社」 は
一朝一夕には育ちません。
「ハード面」 で短期的な 「エクセレントカンパニー」 はできても
「ソフト面」 で長期的な 「ビジョナリー・カンパニー」 は
なかなかできません。
「この業界でトップになる!!」
と宣言して達成すれば
「エクセレントカンパニー」 でしょう。
しかし
「何のためにトップになるのか?
トップになったら何をするのか?」
を考え実行するのが
「ビジョナリー・カンパニー」 でしょう。
まだ読まれた事がない方は
是非、 「ビジョナリー・カンパニー」 という書籍をご一読ください。
「強固な理念」 に基づく
長期的な積み重ねが必要だと感じるでしょう。
そんな意味でも
この人材紹介業界は
まだまだ 「ひよっこ」 ですよね。
頑張りましょう。
「いまから
ここから」 みつを
合掌。