「欲張って自分が見つからない30代」
特に30代の優秀な方ほど
このような人が多いです。
「まだまだ30代だから
何とかなるだろう?
何か今より良い会社はないだろうか?」
というように、ついつい欲張ってしまいます。
しかし、そのような気持ちで
30代で何社も転職してしまい
どの会社でも中途半端な結果で終わると
厳しい40代が待っています。
・40代は人生の中でも、育児や住宅ローン、ご両親の健康問題などで
一番苦しい年代です。
・ご家庭によっては、奥さんやお子さんとの距離感も広がってしまいます。
・仕事においても、課長止まりか? 部長や役員になれるか? という
一番の踏ん張り時です。
・そして、30代の時ような体力・気力も次第に衰えてきて、無茶はできません。
そんな厳しい40代を迎える前に
30代でどれぐらい努力するかが大事になります。
多くを学び
経験・努力・忍耐した事が
後のビジネスパーソン人生を大きく左右します。
1 現状に安住しない。
2 「自分は本当に何がやりたいのか?」 を考え続ける。
3 書籍やセミナー、何でもいいから、社外の人と接して視野を広げる。
4 奥さんやお子さん、ご両親、地域の人とも話す時間を意識して設ける。
5 趣味を持つ。
全部やるのは大変でしょうが
少なくとも、このような心構えで過ごし
自分の引き出しを増やす事が大切です。
「私は世の中に、どのような価値を提供できる人間なのだろうか?」
「子供に胸を張って語れる人生を送っているだろうか?」
パーフェクトにやるのは大変ですが
心の片隅に、そのような志を持っておければ
大したものだと思います。
そんな事を偉そうに言う私など
真逆でどうしようもない30代を過ごしました。
それによって、様々な人を傷つけ
人様や会社にも損害を与えました。
バカ30代代表です。
だから、今の30代の人たちには
後悔してほしくないと考えています。
「あんたが言っても全く説得力がないよ」
という、当時の同僚たちの声が聞こえてきます。
「いまから
ここから」 みつを
合掌。