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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「2対6対2の法則?」

「2対6対2の法則?」

この法則は、多くの組織の社員の業績は

・上位2割

・中位6割

・下位2割

になると言う意味ですよね。

私はこれをマネジャー(管理職)にあてはめますと

①上位2割 ⇒ 何かをやって、組織を良い方向に導く人。⇒ 業績&メンバーのモチベーションが向上

②中位6割 ⇒ 何もしないで、バカにされながらも波風は立てない人。⇒ 特に変わらず。

③下位2割 ⇒ 何かをやって、組織を破壊してしまうアホ。⇒ 業績ダウン&退職者続出

というように分類できると考えています。

あらゆる企業の管理職は

だいたい三種類の内の一つに分類できます。

以前、クライアント企業に

上記③のアホが入社してきまして

組織がめちゃくちゃになったのです。

折角、大切にしてきたクライアントでしたが

そのような状況になりますと

もう人材をご紹介できませんので

アホがいなくなるまで

ご紹介しませんでした。

その際、アホのレファレンスチェックを

10人の方々にしましたら

前職でも前々職でも

クビになっているんですね。

仕事しない、知見が無い、業績は上がらない、人望も無い、のですが

やたらパワハラをやって問題を起こすとの事でした。

「なぜ、ちゃんと調べずに、こんなアホを採用したのか?」

と、採用したクライアントが大馬鹿だと思ったわけです。

そして、アホが入社したために

退職したり、苦しんでいる人が多数いましたから

「アホは、この業界と言いますか、日本から追放しよう!!」

と思いました。

そして、社内外の方々にご協力いただき

アホ包囲網を作りまして

最後は追い出しました。

話せばわかる人

相手と対等に話そうとする人

社員など相手の立場を理解しようと努力して

変わろうとする人であれば応援します。

しかし、全くその逆で

他人の話は 「右から左」 に聞き流し

自己主張を押し付けるアホだったので

アホを変えようとする努力が無駄ですし

時間をかけるだけ犠牲者を増やしてしまいますので

さっさと掃除させていただきました。

そして、アホが辞めた後には

以前、退職した社員が戻って来たり

我慢して働いていた社員も

見違えるほど元気になり

今は業績絶好調です。

アホの後任は

既存の社員の中で

業績も良く人望もある人を抜擢しました。

アホは外国に飛ばされたそうです。

随分と回り道をしたものですが

クライアントもかなり学習したようです。

「アノネ

 じぶんのもの

 おれのものだと

 思っているけれど

 よくよく

 考えてみると

 頭の毛一本

 じぶんの

 おもうようには 

 ならねんだな」                                                   みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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