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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「あやしい人が激減?」

「あやしい人が激減?」

昨日は、先日の 「職安法改正説明会」 に続き

「職業紹介責任者講習」 を受講して参りました。

もう30年近く前

当時のリクルート人材センター(現:リクルートキャリア)時代に

初めて受講して以来

もう何回受けたかわかりません。

当時のリクルート人材センターの取り扱い職種は

「コ・サ・ツ・モ」 でした。

「コ」 は コンサルタントの頭文字で 

「コンサルタント」 = 「経営管理者」 です。

「サ」 は サイエンティストの頭文字で

「科学技術者」 = 「エンジシア」 です。

「ツ」 は 「通訳」

「モ」 は 「モデル」 でした。

それぞれの職種ごとに

紹介責任者が必要だったのです。

私は、当時の新橋本社の職業紹介部の

「コンサルタント」 = 「経営管理者」 の紹介責任者として

九段下あたりの会場に

その日が初対面だった 「おじいさん」 と 「おばあさん」 と一緒に

受講したのが初めてでした。

どうやら、外部の方に通訳とモデルの責任者になっていただいていたようです。

時効ですが、厳密にはと言うか、普通はアウトですよね。

今のように規制緩和されていなかったので

職業紹介責任者になるのは難しかったんです。

例えば

「コンサルタント」 = 「経営管理者」 の紹介責任者であれば

大企業で部長クラスの経験5年以上とか

「科学技術者」 = 「エンジシア」 の紹介責任者であれば

理系大卒で最低5年以上のエンジニア経験が必要とかですね。

当然、受講前に履歴書と職務経歴書も提出させられました。

今思えば 「昔は厳しかったなー」 という感じなのですが

当時、私のように30歳ぐらいの人は

講習会場に一人もいなかったどころか

ほとんど50代・60代以上の方々でした。

加齢臭の満タンの講習会場だったでしょう。

そんな私も今は50代です。

当時は

「同じ人材紹介業なのに

 全然テイストの違う人が多いなー。

 何やらあやしいオジサンが多いなー。」

と違和感を感じました。

ところが、ここ最近の講習会に行くと

受講者の皆さんは

若い人が多くて

あやしい感じの人は激減しました。

普通のサラリーマン風だったり

時々ちょっとあやしい私風だったり

立場が逆転しました。

多分、若い受講者の方々は

私のようなスーツ姿ではないオッサンを見て

「あのオッサン、いかにもあやしいなー。」

と思っているでしょう。

とにかく、昔のように

いかにもあやしい受講者激減して

少しずつマシな業界になっているような気がします。

ここまで来るのに30年か。

あっという間ですから

皆さんも、悔いを残さないように頑張っていただき

更にまともな業界にしてください。

「いまから

 ここから」                                                          みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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