「厳しい上司に感謝」
昨日も嬉しいハガキが届きました。
3か月前に入社されたAさんからのハガキです。
Aさんは、メールではなく、いつもハガキなんです。
Aさん:「前略
ようやく初成約できました!!
上司のBさんをはじめ
会社の皆さんのおかげです。
私にとって
もったいない良い会社を
ご紹介いただき
ありがとうございました。」
Aさんは、人材コンサルタント未経験者でしたし
真面目すぎるぐらい真面目で
この業界によくいるズル賢いタイプの人ではないので
正直ほっとしました。
Aさんが、入社された後
厳しいBさんが教育担当上司になって
デスクも横だと聞いていたので
上司のBさんにも
Aさんの事をメッセンジャーで伺っていました。
私:「Bさん、ご多用中、済みませんが
新人のAさんは大丈夫でしょうか?」
Bさん:「僕が厳しい事を言いすぎるので
他のメンバーにフォローしてもらってます。」
やっぱり、Bさんは厳しいだろうな。
実は、Bさんが若い頃
10年ぐらい前にお会いした事がありまして
バリバリ体育会で、自分にも他人にも厳しい人なので
新人のAさんにとっては
大変だろうと思っておりました。
でも、10年も前に会ったBさんの事を
鮮明に覚えていた理由があります。
10年前に会った時
「強い信念と愛情がある人だな」
と感じて印象深く覚えていたからです。
巡り巡って
10年前にお会いしたBさんが
今はAさんの上司なのです。
そして、Bさんは
「僕が厳しい事を言いすぎるので
他のメンバーにフォローしてもらってます。」
と、おっしゃっているのに対して
新人Aさんは
「上司のBさんをはじめ
会社の皆さんのおかげです!!」
と、厳しい上司のBさんに心から感謝されています。
新人のAさんも立派な人格者ですから
少々厳しい事を言われても
へこたれて辞めるような人ではないと思っていましたが
生真面目なだけに不器用さが気になっていました。
しかし、昨日の嬉しいハガキは
そんな心配を一掃してくれる内容でした。
Aさんは、自分に一番厳しい事を言ってくれた
Bさんの名前をハガキに書かれていたからです。
さすが、上司のBさんであり
さすが、Aさんであると思いました。
お二人とも、また、社長さんや周囲の社員の方々を含め
濃密な日々が続くと思いますが
厳しくも愛情のある
上司とメンバーの関係を続けていただければ幸いです。
やはり、 「良いクライアントに良いキャンディデートを」 ですね。
「おかげさん」 みつを
合掌。