「神頼み=自分頼み」
最近は
「神社頼み」 「お寺頼み」 「パワースポット頼み」 のブームで
昔は閑散としていた神社やお寺でも
参拝客が増えて繁盛してますね。
私も近所に
水天宮をはじめ
たくさん神社がありますので
ちょくちょく参拝に行くようになりました。
昔は、正月の三社参りぐらいだったのですが
一度行き始めると
行かないと気持ち悪くなるんですよね。
「業績が悪いのは、運気が良くないからではないか?」 とか
「業績が良いのは、神様・仏様のおかげではないか?」 とか
色々と気になってしまいます。
しかし、 「中村 天風」 先生の書籍を読むと
「そんなのは全く関係ない。
神・仏に頼るのは
お前の気合と努力不足だ!!
そんなものには頼らず
自らを鍛えて、日々努力せよ。」
と書かれているわけです。
「そりゃそうだ」 とも思います。
ただ、人間はそんなに強い人ばかりではありません。
そこで、考えました。
「神頼み・仏頼み」 の意味は
自分は努力しないで
神様・仏様に頼る事ではない。
むしろ、その逆である。
「神様・仏様、私がちゃんと努力しているかどうか
厳しく見ていてくださいね。
ちゃんと努力していると思っていただければ
何か良い事が訪れるように
宜しくお願い致します。
逆に、ちゃんと努力していないと思われた時には
それなりの課題を与えてください。」
という事だと、今は解釈しています。
従って
「神頼み=自分頼み」
なのです。
多くの皆さんが
「参拝すると、何だか気持ちがスッキリして
やる気が出てくる」
と、おっしゃいますね。
それは、神様・仏様からの
「ちゃんと見ているから
頑張りなさいよ」
というメッセージではないでしょうか?
「つまづいたって
いいじゃないか
人間だもの」 みつを
合掌。