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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「改正職業安定法説明会を受講して」

「改正職業安定法説明会を受講して」

昨日、東京労働局からの招集に応じて

「改正職業安定法説明会」

を受講して参りました。

「職業紹介責任者講習」 をはじめ

このような講習を何回も受けて

いつも感じる事が四つあります。

1 受講者が随分多くなったなー。

⇒ 皆さんの中でも、受講された方も多いでしょうが

  あの大会場が満杯でしたね。

2 義務で受講しに来ている人が多いから、退屈そうだなー。

⇒ 隣の人が、途中から完全に寝に入っていました。

  終わった途端に、皆さん、一斉に退出する素早さが

  退屈さを表していました。

  14時から16時まで、講義を聴くだけですからね。

3 なぜ、こんな当り前の話を何回も聞き続けなければいけないのかなー。

⇒ 未だに、悪徳業者や問題が絶えないから

  こんな当り前の話を聞かなければいけないんですよね。

  業界浄化したいですね。

4 労働局さんも、お忙しくて大変だなー。

⇒ 労働局さんも

  「ここに受講しに来ている人たちは

   まともな業者の、まともな人たち。

   退屈だろうなー。

   でも、一応監督する立場だからごめんね。」

   という雰囲気が伝わって来ます。

そこで、いつも思います。

「日本の構造的欠陥だなー。

 原則不自由(許認可制)だけど

 悪徳業者を一発でつぶすような

 運用面の厳しさが無いなー。」

政治、行政、会社でも大学でも、何でもそうだ。

入口は厳しく、出口は甘い。

「外国は逆だなー。

 原則自由(届け出制)だけど

 悪徳業者は一発でつぶす。

 運用面は厳しい。」

原則自由だから

トランプみたいな大統領も出てきてしまうけど

国民自身が選んでますから

他責にできませんよね。

その点、昨日の講習は

日本らしく安倍自民党政権の政策に則った新制度が説明され

まるで 「忖度制度講習」 のような印象もありました。

実際、やるべき事もたくさん盛り込まれているのですが

「もっと早く法制化しておくべきだったんじゃない?」

と思うものもありました。

印象としては

2時間の講習の内容としては

あれが限界で仕方ないと思います。

それよりも、人材紹介業界とか

そこで働く私たちの水準が

問われていると申しますか

「相変わらず、まだまだだなー」

という感想を持ちました。

行政に指導されなくても

自らの意思と良識を持って

この業界の健全化と地位向上に

みんなで力を合わせて努力しましょう。

「いまから

 ここから」                                              みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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