「昨日も良い人に会った。気づいたら3時間半経過していた。」
昨日お会いしたAさんは
心身共に若々しくて
とても気持ちの良い方でした。
お会いした瞬間のオーラとか目力とか
非常にパワーを感じました。
雨の中、わざわざ有給を取って
お越しいただいたのです。
現在も立派な上場企業にお勤めですが
色々と自分なりに考え
信頼できる方々にもご相談された上で
意を決してお越しいただきました。
夏から活動を始められ
幾つかの大手人材紹介会社にもご登録されたそうです。
私:「登録してみてどうでしたか?」
Aさん:「結論から申し上げますと
ガッカリでした。」
私:「どうしてですか?」
Aさん:「つい先ほど私が話した転職理由や
今後の希望条件・志向とは全く異なる求人を
どんどん並べられました。」
私:「それでどうしたのですか?」
Aさん:「とにかく
『できるだけ数多く応募してください。
とにかく応募してみないと
考えてばかりではどうにもなりませんよ』
と、おっしゃるわけです。」
私:「そうでしょうね。
私も若い頃は、大して違いませんでしたよ。
それで結局は?」
Aさん:「1社も応募しませんでした。
応募する必然性を感じませんでした。」
私:「納得感が無かったですか?」
Aさん:「自分を理解していただいていないのに
紹介されたから、とにかく応募するという
気持ちにはなれませんでした。」
私:「ところで、なぜ、ご相談にお越しになったんですか?」
Aさん:「複数の知人から
『人材紹介業に興味があるのであれば
武谷さんのブログを読め』
と勧められて以来、ずっと読んでいます。」
私:「ありがとうございます。
あの程度のブログなのに恐縮です。」
その後
ご経歴や今後のご希望・価値観に関する質問をさせていただき
Aさんにピッタリだと思った1社だけを
ご紹介させていただきました。
「熱いAさんには、熱いX社様しかない!!」
と感じたからです。
X社様の資料をコピーして
売上や経常利益に始まり
これまでの社史沿革
経営理念や経営者のご経歴とお人柄
社員の方々の気質や社風などを
1時間程度ご説明しました。
私:「Aさん、いかがでしょうか?」
Aさん:「いやー、こんなワクワクする会社があるんですね?
今、心臓がバクバクしています。
是非ともご紹介ください!!」
私:「それは良かったです。
ありがとうございます。
でも、今日は一度ご帰宅されて
じっくりご検討ください。
その上で、応募されたい気持ちが変わらなければ
すぐにご紹介させていただきます。」
Aさん:「ありがとうございます。
わかりました。
企業研究と応募動機の整理をさせていただき
ご連絡させていただきます。」
若者らしく
大変熱い方で
かと言って軽薄ではなく
元気と希望に満ち溢れた
気持ちいい方でした。
そのせいか
気がつけば、あっという間に
3時間半が経過していました。
おかげさまで
元気をいただきました。
Aさん、誠にありがとうございました。
「生きているうち
はたらけるうち
日のくれぬうち」 みつを
合掌。