「ロボット・コンサルタントか人間コンサルタントか選べる?」
もっと早いかもしれませんが
今から8年後の2025年ぐらいになると
リクルートキャリアあたりでは
転職希望者(登録者)が
ロボット・コンサルタントに相談するか?
人間コンサルタントに相談するか?
を選べるようになっているのではないでしょうか。
人間に相談したいと言う人もいれば
「転職という大変プライベートな事を
他人に相談したくない」
と言う人もいるでしょうし
「人材紹介コンサルタントに望むのは
あくまで転職コンサルタントとしての機能であって
人間のような感情を差しはさみたくない」
と言う人もいるでしょう。
「機能的サービス重視派」 ですね。
一方で
「自分の話を同じ人間に聞いてほしい」 とか
「自分を受容し共感してくれて
親身なサービスを提供してほしい」
と言う人もいるでしょう。
こちらは 「情緒的サービス重視派」 です。
しかし、ロボットコンサルタントが人間の感情まで理解して
「そんな大変な事があったんですかー。
それは本当に大変でしたね。
お気持ち、お察しします。」
なんて言うようになったら
人間コンサルタントの出る幕が無くなるかもしれません。
それこそ、レジェンドと言われるような
柴田さん、ちはる、志乃ちゃんとか
そんなスーパーコンサルタントしか生き残れないかもしれません。
更に、ロボットコンサルタントですら
不要になる可能性もありますね。
ネット上でつながったリクルートキャリアのAI に
PCやモバイルで直接相談すればいいですね。
世界中どこにいても
AI にアクセスすれば
わざわざ相談に行く必要もありません。
「貴方のキャリアと性格・志向・希望条件に近い求人ランキングを提示します。
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ご参考までにお読みください。
ご納得いただいたら、すぐにご紹介の手続きを実施します。
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というような世界になるかもしれません。
課題はまだまだあって
面接官との相性・ケミストリーの問題や
デリケートな進捗管理の問題
条件交渉の問題など
「面接~条件交渉~内定~退職交渉~入社」 に至る
細かい部分をどうするか?
そのような懸念はありますが
最終的には、お客様であるクライアント企業と
転職希望者(登録者)の方々が
どちらを選ぶか? です。
チェスも負けた。
将棋も負けた。
囲碁も負けた。
みんな、コンピュータに負けました。
しかし、チェスも将棋も囲碁も無くなっていません。
世界中でコンピュータと人間とが共存しています。
「ゼロか1か?」 ではなく
「1.5」 の世界が広がるのではないでしょうか?
「いまから
ここから」 みつを
合掌。