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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「レジュメ上手は面接上手?」

「レジュメ上手は面接上手?」

結論から申し上げると

レジュメ(履歴書・職務経歴書)を拝見すれば

80%以上、その人の内定率がわかります。

単純に 「高学歴で有名企業在籍者で転職歴が少ない人が良い」 とか

そういう問題ではありません。

転職歴が多くても

見事なレジュメを作成できる人もいます。

もちろん、人は会ってみないとわかりませんから

レジュメで全て判断できるわけではありません。

ただ実際に 「レジュメの出来」 と 「内定率」 とは

かなり高い相関関係があります。

それでは、どんなレジュメが良いのでしょうか?

一言で申し上げますと

「苦労しながらも、着実にキャリアを積んで成長して来たな」

と感じさせるレジュメです。

「過去の会社や職務において

 何を学び、何を自分のモノにしてきたのか?

 そして今後は、何を任せられそうな人なのか?」

というように

「経験値と今後の可能性との両方を感じさせる」

そのようなレジュメを作成できる人は有望だと思います。

素晴らしいレジュメは面接官の姿勢をポジティブにします。

そのようなレジュメを作成する事ができれば

面接でもレジュメの通りに

質問に答えれば内定します。

自分の経歴を上手にドキュメント化できる人は

物事の要点を抽出し言語化する能力に優れているので

面接においても

相手の質問に対して

要点をまとめて

わかりやすく話す事ができます。

1社目の職務で何を学んで何ができるようになったのか?

2社目の職務で何を学んで何ができるようになったのか?

それを統合して

3社目で何ができたのか?

そして、今後は何ができそうなのか?

その上で、今後は何をしたいのか?

それが、そのまま志望動機になります。

今、手元に有望な人のレジュメを持って拝見しています。

30代で5社経験ですが

大変立派なレジュメです。

ご経歴や転職の脈略

それぞれの会社で学んだ事

期待され任され

できるようになった事

そして、今後取り組みたい職務。

着実な歩みと

更なる成長欲求がコンパクトにまとめられています。

それでいて

同じ会社の職務経歴が次のページにまたがる事はなく

必ず1ページに1社とか

1ページに2社にまとめられています。

明らかに職務経歴書を見る人の立場に立って

とても見やすく気持ちよく作成されています。

「こんな人と一緒に仕事をしてみたい」

と思われますよね。

たかがレジュメ

されどレジュメですが

「一事が万事」 

この数枚の紙に人格や価値観が現れています。

「うつくしいものを

 美しいと思える

 あなたの

 こころが

 うつくしい」                                            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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