「そんなにロジカルじゃなくても熱意があればできるよ」

色々なタイプの人材紹介コンサルタントがいます。

・明るく快活な人

・物静かで落ち着いた人

・短距離走タイプ

・持久走タイプ

・沈着冷静タイプ

・熱情タイプ

・緻密な人

・大らかな人

私は、色々なコンサルタントがいるからおもしろいし

ユーザーの方々の選択肢も広がると思います。

「自分に合ってるな」　と思うコンサルタントを選べますよね。

リクルートキャリアのような大手人材紹介会社の

トップコンサルタント１０人の顔ぶれを見ても

「うーん、個性豊かだな」　と思います。

もちろん、ロジカルな人もいますが

そうでもない熱情タイプの人もいます。

それぞれの持ち味や長所を活かして

ちゃんと結果を出しています。

コンサルタントと言っても

我々は　「経営コンサルタント」　や　「システムコンサルタント」　ではありませんので

そんなに際立ってロジカルでなくても良いのです。

「何を言ってるのかわからない」　と思われるような

支離滅裂タイプでは困りますが

普通に会話のキャッチボールができれば何とかなります。

むしろ、　「ロジカル」　且つ　「エネルギッシュ」　で

相手を論破して、ねじ伏せるようなコンサルタントこそ困りもので

ミスマッチを産み出してしまいます。

多くのクライアントやユーザーは

圧迫感を感じてしまうでしょう。

適度な　「あそび」　や　「すき」　も大事なんです。

従って

新たにコンサルタントを採用する人材紹介会社は

まずは、自社で活躍している上位のコンサルタントのタイプ分類をしてみてください。

必ずしも共通点ばかりではなく

個性豊かな人だらけである事に気がつくと思います。

「この人を採用したら失敗するかもしれない」　

というネガティブ視点も大切ですが

「この人はひょっとして化けるかもしれない」

というポジティブ視点も同様に大切です。

「採用ミス」　も痛いですが

本来採用すべき人材を逃した損失も大きいです。

まして、　「自分とはタイプが違うから採用しない」　

という狭量な姿勢は論外です。

逆に、　「自分とは違うタイプだから採用しよう！！」　

という大らかな姿勢が大切です。

そういう大らかな会社は

社員も自由に発言できる環境があるはずですし

社員が伸び伸び働いてくれれば

自ずとチームワークも良くなり業績も上がるという事実を見てきました。

「長所に〇を付ける」　のか？

「短所に×を付ける」　のか？

現実的には両方必要ですが

どちらかに偏っていないか？

時折、自分がダミーで他社の面接を受けてみると

世の中を違う角度から見直す事ができると思います。

ただでさえ総人口も労働人口も減ってるのに

もっと一人一人を大切にしなきゃね。

「にんげんだもの」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。