「木を見て森を見ずではなく、森を眺めてから木を見よう」
何かを決めたり判断したりする時
具体的には
「転職先の会社をどこにするか?」
という重要な判断をする時こそ
「木を見て森を見ずではなく、森を眺めてから木を見よう」
と、申し上げたいのです。
「木」 ばかり見ずに 「森」 を見て
自分の感性を信じて
決めた方が良いと思います。
もちろん、世の中には色々な個性を持った人がいます。
例えば、私のように
一見細かいようですが
実は、大きな判断をする時ほど大雑把でアナログで
全て自分の感性に任せて
「何となくいいんじゃない?」 という感じで
人生の岐路になるような事を決めてしまう人もいます。
本当の話ですが
未だに貯金も無いのに
数千万円・数百万円の買い物を10分で決めたりして
家内から驚かれてばかりいます。
家内:「貯金も無いのにどうするの?」
私:「お金は墓まで持っていけるわけじゃないし
使わないと意味ないよ。
使えば、いつか戻って来るよ。」
家内:「貴方の買い物を見ていると怖いけど気持ちいい。
私には絶対できないけど。」
もちろん、失敗したり後悔したりする事もあります。
5000万円の株が50万円になったり。(笑)
ただ、幸運にも
「大失敗したな。もうダメだ!!」
と、後悔した事はほとんどありません。
自分が決めた事だからです。
自分で決めた事を
後悔しても何にもならないです。
「明らかに判断を誤ったな」
というような事があれば
反省はします。
同じ誤りを繰り返すのはバカですから
それはちゃんと反省して
繰り返さないようにしないといけません。
ただ、最後の判断は
大なり小なり
その人の感性とか感覚で決めていると思うんです。
『後悔』 と 『反省』 とは別物です。
『後悔』 とは
ただ過去を振り返り悔やむだけで
そこからは何も生まれません。
マイナス思考です。
『反省』 とは
同じ失敗を繰り返さないように
「次はどうするか?」
という未来思考です。
従って、 「反省すれども後悔せず」 = 「過去ではなく、今を大切に生きる」
という姿勢が、人生の幸福度を決めると考えます。
と言うか、 「そうでも考えないと、生きて行けるか!!」
という話ですよね。
半分は貧乏人のヤケクソですが
そんなもんだと思います。
「かねもできました
家もできました
時間のゆとりも
できました
さてこれからは
人間らしい生き方をと
自分自身を
ふりかえる頃は
たいてい
墓場の中だ」 みつを
合掌。