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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「昨日の最終面接結果です」

「昨日の最終面接結果です」

Aさんは、見事に念願の内定をGETされました!!

1か月、X社さんの採用再開を待った甲斐がありました。

社長、Aさんのご苦労や長所をご評価いただき

誠にありがとうございました。

Aさんも私も感動で、電話の声が震えました。

まさに

「至誠天に通ず」 ⇒ まごころをもって事に当たれば好結果がもたらされる。

という結果になり、重ねて御礼申し上げます。

ありがとうございました。

昔、リクルートエイブリック時代、営業部長に昇進した時に

当時の社長だった岡﨑さんの 「座右の銘」 です。

私:「岡﨑さんの座右の銘はどんな言葉ですか?」

岡﨑さん:「おー、それはね、実は幾つかあるんだけどそうだな。

       ここで君たちに伝えるとすれば

       『至誠天に通ず』 かな?」

私:「へー、 『一事が万事』 じゃないんですか?」

岡﨑さん:「いやー、それもそうなんだけどさ

       この晴れがましい場で

       君たちに伝えるとすれば

       『至誠天に通ず』 

       をあげておくよ。」

私:「わかりました。

   ところで、どんな意味ですか?」

岡﨑さん:「知らんのか!!

       そのままの意味だよ。」

私:「えー、どんな字ですか?

   死生?天に通ず?

   生きても死んでも天国に行ける?」

岡﨑さん:「バカ者!!

       『誠を尽くして努力すれば、その願いはかなう』

       という意味だよ。」

私:「ほー、そういう意味ですか!!

   良い言葉ですね。」

岡﨑さん:「お前ね、 『一事が万事』 だな。

       少しは教養を身につけなさい!!」

私:「結局、本当の座右の銘は、 『一事が万事』 じゃないですか?(笑)」

こんな昔話はともかく

昨日の面接後、Aさんからお電話をいただきました。

「いつもと同じ、丁度1時間半だから内定かな?」

と思って電話に出ましたが・・・。

私:「Aさん、お疲れ様でした。

   面接はどうでしたか?」

Aさん:「申し訳ありません。

     自分の力を出し切れませんでした。」

私:「え、面接時間は1時間半ですよね?」

Aさん:「いいえ、30分前に終わりましたので

     実質1時間です。」

私:「それは過去の前例に比べると短いですね。

   でも、面接の感触はどうだったんですか?」

Aさん:「主に話されたマネージャーの方の質問に

     うまく答えられませんでした。

     気持ちが入り過ぎて緊張しました。」

私:「具体的には?」

Aさん:「質問に対する回答が簡潔ではなかったと思います。

     結論を簡潔に述べて、聞かれたら理由を列挙するという

     展開にできず、話が長く回りくどくなったと反省しています。

     申し訳ございません。」

私:「そうですか。

   私が気合を入れ過ぎましたからね。

   済みません。

   ところで、社長さんとのやり取りはどうでしたか?」

Aさん:「社長さんとの質疑応答は

     マネージャーの方とのやり取りに比べれば

     少しはマシだったかなと思いますが

     それでも多分、結果はダメだと思います。」

私:「うんうん、もう待つしかないじゃないですか?」

Aさん:「はい、そう思います。

     今の自分にできる事、話せる事は、精一杯やったつもりです!!

     これが今の私の実力です。」

うーん、俺が気合を入れ過ぎたなー。

最後に一言、Aさんの気持ちが少しは楽になる事を

昨晩言ってあげられたら良かったのになー。

「落ちても死ぬわけじゃないし

 今後も全力でサポートするから大丈夫ですよ」

って、何かいい加減な気がして言えませんでした。

「そんな事は他人だから言える言葉だよな」

と感じたんです。

しかし、Aさんの誠実さと

有り難いクライアントの寛大なお計らいによって

内定をいただき、感動しました。

誠にありがとうございました。

「おかげさん」                                      みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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