「肉食外国人コンサルタントに負けるな!!」
ヘッドハンターの方や外資系サーチファームに勤務されている方々から
「営業電話やコールドコールは、日本語より英語の方がつながりやすく
アポイントを取るのは結構簡単だよ」
というお話を時々お伺いします。
大手企業の代表電話や該当部署で電話を取っているアシスタントの方に
日本語で丁寧に営業電話の取次を頼んでも断られるという事は
ほとんどの人材紹介コンサルタントが経験していますよね。
ところが、これを英語でやると
つないでもらえる確率が上がります。
「英語で何か話していて
よくわからないけれど
とにかく●●さんの名前を言っています!!」
という感じで、思わず取り次いでしまうケースも多いようです。
私もJAC在籍中は
頻繁に外国人から電話がかかって来るので
電話を取るのが怖くて仕方ありませんでした。
間違って外国人からの電話を取ってしまって
意味がわからない時は
「どうせまたかけてくるだろう」 と思って
「ブチッ!!」 と切った事もありました。
大変申し訳ございませんでした。
また、コールドコールの場合も
日本人ヘッドハンターより
外国人ヘッドハンターが英語で電話をかける方が
すんなり受け入れてもらえるケースが多いそうです。
ちょっと笑ってしまいますが
英語が苦手な日本人
外国人コンプレックスの日本人あるあるでしょうね。
ただ、ここで言える事があります。
「アポイントを取れるか? 電話がつながるか?」 というのは
話の内容よりも
その時の状況や感情に大きく左右されるという事です。
何を言っているかわからないけれど
外国人から 「とにかく会おう!!」 と言われ
英語でうまく断る事ができなくて
思わず 「YES」 と言ってしまったという事です。
そう考えると営業電話は
ロジックより、会わないといけない雰囲気をいかにかもし出すか?
という事がコツです。
実際、数多くのコンサルタントの方々を見てきて
新規開拓やコールドコールが得意な人は
この雰囲気づくりが上手な人が多いです。
私なんかも、そのテクニックだけで何億円も稼ぎました。
しかし、そんな詐欺師的電話が苦手でも
根気よく時間をかけて
じっくりと信頼関係を構築するタイプの人もいます。
会社として多くの社員をマネジメントする時は
十把一絡げに考えるのではなく
各コンサルタントの長所を大切に育ててあげる事が大切ですね。
肉食系外国人コンサルタントに負けないよう
草食系日本人コンサルタントも粘り強く地道に頑張れば
必ず花は咲きます。
「どんな雑草でも
時期がくれば
だまって
自分の花を咲かせ
自分の実をつける」 みつを
合掌。