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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「他のマネージャーと話せば新たな発見があるよ」

「他のマネージャーと話せば新たな発見があるよ」

先日、20代の現役人材紹介コンサルタントAさんとお話をしました。

Aさん:「先日初めて、別のチームのマネージャーBさんと飲みに行きました。
     色々と相談に乗ってもらったり
     Bさんのチームの話も聞いたりして
     大変勉強になりました。
     普段それなりに他のチームの状況も社内で共有していますが
     具体的な仕事のやり方や進め方は知らない事も多かったです。
     うちの会社はそんなに大きくないですが
     最近は社員も増えてきたので
     こういう機会は大切だなー、と思いました。」

私:「そうですね。
   組織が大きくなるほど
   チーム間の交流も確実に少なくなります。
   具体的にどんな点が勉強になりましたか?」

Aさん:「推薦文の書き方や面談のやり方
     チーム内での情報共有のやり方とか
     自分のチームとは違う部分も多々ありました。
     うちの会社には細かいフォーマットやルールはないので
     コンサルタント個人に任されている部分が多いんです。
     その結果、自然と直属の上司のやり方を
     踏襲している人が多くなりますよね?」

私:「それは当然そうなりますよね。
   特に、人材紹介コンサルタント未経験で入社した人は
   最初に教えてもらった上司のやり方を
   踏襲するしかないですよね。」

Aさん:「何か最近、仕事がスムーズに行かないなとか
     そんな停滞気味の時は目線を変えてみる事も
     大切なんだと思いました。
     Bさんのチームは、
     エンジニア求人など難しい案件が多いせいか
     クライアントやキャンディデートに対するアプローチも進捗も
     私のチームより丁寧にやっていて参考になりました。
     私はKPI数値ばかりに捉われすぎて
     仕事が雑になっていたと思いました。」

私:「Aさんのように若くて経験が少ない内は
   数をこなす事も大切ですよね。
   でも、Bさんのように一つ一つの案件に
   丁寧に取り組む事も意識すれば
   自然に結果も出るようになりますよ。」

Aさん:「はい、おっしゃる通りだと思います。
     これからも時々、Bさんだけではなく
     他のチームのマネージャーの話を聞いてみて
     自分の仕事のやり方や視野も広げたいと思います。」

社内情報共有が盛んに見えても

各チーム内での具体的な仕事のやり方など詳細な部分は

あまり共有されてない事が多いですね。

現場の各コンサルタントの立場に立てば

自分の上司がいる前で

他のチームのマネージャーにアドバイスを求めるのは

気が引けるでしょう。

しかし、これらの暗黙知やナレッジがオープンになり共有されるほど

会社全体の底上げにつながります。

特に若い人や経験の少ない人は

積極的に他のチームのマネージャーやベテランコンサルタントと

接点を持った方が良いと思います。

逆に、マネージャーは

自分の部下が他のチームの人と交流をできるように

促してあげる事が重要です。

仕事に真面目で一生懸命な人ほど

目先の事に集中して

外が見えなくなる傾向があります。

また、悩みを一人で抱え込んでしまう人も多いです。

そんな時に、手を差し伸べてくれる人が

多ければ多いほどお互いに助かります。

直属のマネージャーと合わなくて悩んでいる時に

他のマネージャーに相談すれば解決できる事もあります。

つまらないセクショナリズムを無くし

チームの枠を越えて

会社全体で社員を育てる組織風土が大切です。

「宇宙ロケットの中から
 地球を見ると
 人間なんか
 ひとりも見えやしませんよ
 ガガーリンは言いました
 空は暗く地球は青いと
 コセコセスルコトハ
 アリマセンヨ
 まあゆっくり
 飲んで下さい」                                 みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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