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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「社用車での営業:人身事故が怖い!!」

「社用車での営業:人身事故が怖い!!」

今、たまたまご相談させていただいているキャンディデートの方で

お二人、この件で悩まれています。

お二人とも若い女性です。

そして、お二人とも自動車の運転が得意ではありません。

このような方々が

仕事のためとは言っても

社用車で営業するというのは

心身共に大変なストレスになります。

何よりも危険です!!

特に地方は交通機関が東京のように発達していませんから

社用車を使わなくてはいけないという事情はありますが

運転に自信が無い方を地方に配属するのは

できるだけやめていただきたいのです。

私がリクルートに内定して

九州で営業アルバイトをしていた時の事を思い出しました。

先輩の営業ウーマンが三人、いらっしゃいました。

皆さん、自動車の運転には慣れていて

私も助手席に乗って営業同行させていただいた時は

全く不安を感じませんでした。

むしろ、 「女性にしては運転が上手だなー」 と

やや差別的な感想かもしれませんが

感心したぐらいです。

しかし、ある日突然、人身事故が起こってしまいました。

それも私が

「この人は、運転が丁寧で上手な女性だなー」

と思っていた方でした。

不幸中の幸いで

お相手のお怪我がひどくなくて

最悪の事故にはなりませんでした。

しかし、その一報が入った後は

東京本社や九州支社との連絡も含めて

社内は大騒ぎになりました。

そして、何よりも記憶に残っているのは

事故を起こしてしまった先輩の落ち込みようでした。

頭も良く、責任感も強く、尊敬できる方で

いつもいつも気をつけていらっしゃっただけに

事故処理が終わって

オフィスに戻って来た時には

心底落ち込んで泣いていました。

内定者の私などが

かけられる言葉など何もありません。

そんな33年前の記憶が

今でも鮮明に残っています。

自動車を運転して営業しなければいけない会社はたくさんあります。

これは仕方ない現実です。

しかし、 「運転は苦手です」 とか 「運転は嫌いです」 とか

そのような方を、そのような勤務地に

できるだけ配属しないように

社会のためにもお願いしたいと思います。

何卒宜しくお願い致します。

「願」                                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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