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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「チャレンジの春ですね」

「チャレンジの春ですね」

早いもので、もうすぐ4月になりますね。

4月に転職される方も多いでしょう。

学生さんも入学・進級・卒業と節目の季節です。

特に社会人としてのスタートを切る卒業生にとって

4月はまさに人生セカンドステージの始まりです。

また、日本では3月決算の企業が多いですね。

海外では12月決算の企業が多く

学生さんの新年度も9月からですから

4月に新たなスタートが多いのは

日本特有の事でもあります。

従って、日本人は春と共に新しく何かを始めたり

様々な変化を求める人が多いのではないでしょうか?

冬が終わり、暖かくなり、桜が咲くという季節の変化が

心理面に与える影響も大きいと思います。

このような 「節目」 を大切にする文化は

やはり、四季がはっきりしている国に多いように感じます。

人材紹介コンサルタントの仕事は

一年を通じてそれほど大きな変化はありません。

それでも4月は新入社員の入社やキックオフなどで

忙しい会社が多いと思います。

だからこそ、このような慌ただしい時期は

変化や忙しさに振り回されない心の準備が大切です。

しかし、この時期を利用して

新しく何かを始めてみたり

新しい目標を立てたりするのも

良い事ではないかと思います。

先日、人材紹介コンサルタントのAさんと

久しぶりにお会いして近況をお聞きしました。

Aさん:「実はこの度、私はチームを異動する事になって
     担当業界も変わる事になりました。」

私:「え、そうなんですか?
   それは驚きです。
   Aさんは今の担当業界が長くトップコンサルタントでしょう。
   会社としてはマイナス影響が出て困るんじゃないですか?」

Aさん:「いえいえ、そんな事もないですよ。
     実は今回、自分から異動願いを出したんです。」

私:「えー!!
   それは益々驚きです。
   何かあったんですか?」

Aさん:「いえ、そういうわけではないんです。
     もう何年も同じ業界と同じクライアントを担当してきましたから
     業績も普通にやっていれば
     毎年コンスタントに上げられるようになりました。
     でも、最近少しマンネリになって甘えているんじゃないか?
     と思い始めまして。
     昔は新規開拓も必死にやっていましたし
     業績が悪くて苦しんだ時期もありました。
     しかし、だからこそ業績が上がった時の達成感や満足感もありました。
     このままあと10年もしたら
     なかなか新しいチャレンジもできない気がしますので
     今の内にもう1回、新たなチャレンジをしてみたい
     という気持ちになったんです。」

私:「なるほど、それは素晴らしいですね。
   Aさんらしい英断だと思います。
   新たなチャレンジで更にパワーアップされるでしょう。
   確かにまだまだお若いので、再度チャレンジされてもいいですね。
   是非とも頑張ってください。
   応援しています。」

このAさんのように

現状に甘んじる事なく

新たな厳しい状況にチャレンジできる人は

そう多くはないでしょう。

ただ、大きなチャレンジではなく

日常の小さな事でも

「4月から新たな事を頑張ってみよう」

という目標を立て

1年の節目で自分を見つめてみるのはいかがでしょうか?

今年の4月が、皆さんにとって

素晴らしいスタートの節目になりますよう

お祈り申し上げます。

「永遠の過去
 永遠の未来
 その間の一しゅんのいのち
 いまここに生きて
 あたらしき春に逢う
 ありがたきかな」                          みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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