「履歴書と職務経歴書から応募者の姿勢を汲み取ろう!!」
最近、転職サイトによっては
簡易的に履歴や職歴を入力する事によって
企業から直接スカウトメールが届き選考が進む場合もあります。
ワードやエクセルなどを使って正式な書類を作成せずに
転職活動ができるケースもあるわけです。
転職のご相談でお問い合わせいただく方々の中には
その時点では、履歴書や職務経歴書を用意されてない方もいらっしゃいます。
そこで、こちらから履歴書と職務経歴書の作成をお願いしますと
「書き方がわからない」
とおっしゃる方もいます。
中には応募書類の作成をお願いした途端に
音信不通になる方もいます。
友人・知人のコネや紹介で転職活動をされた方の中には
正式な履歴書や職務経歴書を作成しなくても
問題なく採用が決まった方もいるでしょう。
応募書類にはさらっと目を通すだけで
あくまで面接重視で選考を行う企業もあると思います。
ただ一方で、応募書類を非常に細かく丁寧に見て
選考をしている企業は数多く存在します。
このような会社はしっかりした優良企業が多いです。
履歴書や職務経歴書を重視している企業は
「どこの企業でどんな仕事をしていたか?」 という経歴以上に
その人の文章から読み取れる
応募者の考え方や価値観を重視している傾向があります。
それに加えて
「コミュニケーション力」 ⇒ 「面接選考」
という双方から、応募者の能力を推し量っています。
従って、履歴書と職務経歴書を軽視してはいけません。
では、どんな事に気をつけて作成すればよいのでしょうか?
大切なポイントは以下の三つだと思います。
1 経歴をわかりやすく簡潔に表記する。
2 履歴書・職務経歴書を通じて、自分が応募企業に何を伝えたいかを明確にする。
3 誤字脱字・漢字や文章の間違いが無いように気をつける。
上記3に関しては、細心の注意を払い、何度も再確認するしかありません。
上記1と2に関しては
過去の自分の経歴を棚卸して、しっかり整理する。
自分が今回の転職によって得たいものと
応募企業に貢献できる事は何かを考える。
そのような事前準備が必要です。
要するに
応募書類には、その方の転職に対する姿勢が表れるという事です。
ただ詳細にたくさん書かれていれば良いという事ではありません。
職歴も志望動機も自己PRも
大変長々と書き連ねている方が時々いらっしゃいますが
それを読む相手の立場に立って
わかりやすく簡潔な文章にまとめる事は大変重要です。
中には 「文章作成が苦手で・・・」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。
その場合は、我々がお手伝いします。
大切なのは立派な文章が書けるどうかではなく
「書く」 ⇒ 「読む」 という
文章を通した企業とのコミュニケーションを重視する事です。
普段は、多くの方々の履歴書と職務経歴書を読む立場の我々も
応募される方々の姿勢や熱意を汲み取れるように
丁寧に読む事を忘れてはいけませんね。
「自分が自分に
ならないで
だれが自分になる」 みつを
合掌。