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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「プレミアムフライデーよりも?」

「プレミアムフライデーよりも?」

今月から 「プレミアムフライデー」 が始まり話題になっていましたね。

世間の反応は賛否両論のようですが

人材紹介会社で導入した企業はあるのでしょうか?

多分、ほとんど無いでしょう。

人材紹介コンサルタントの仕事は営業的職業であり

お客様のご都合に極力合わせて働くサービス業ですので

なかなか実施するのは難しいでしょう。

逆に、転職活動をする方にとっては

プレミアムフライデーを利用して

人材紹介会社に相談に行ったり

面接の時間が取れるという利点は

少しあるかもしれません。

それはともかく

最近は日本も遅ればせながら

社員のワークライフバランスを重要に考え始め

休暇や労働時間に関して様々な制度を設けたり

福利厚生を充実させる企業が増えています。

しかし、制度が整備されても

その制度が実際に使われないと意味がありません。

その結果、欧米先進国と比べると

まだまだ休暇が取りにくい日本ですが

最近、若い世代を中心に

有給休暇を積極的に活用するケースも増えてきたのではないでしょうか?

プレミアムフライデーのように

一斉一律に制度を推奨・実施するのも一つのやり方ではありますが

本来、働き方や休暇の取り方をどう考えるかは

会社や個々人によって様々です。

私は、人材紹介コンサルタントの方々の転職のお手伝いをしていますが

同じ職業でも在籍している会社によって

休暇取得に対する考え方がかなり違っており

その結果、比較的休暇が取りやすい人材紹介会社と

非常に取りにくい人材紹介会社があります。

また、月曜日から金曜日はハードワークで夜遅くまで働いても

土日・祝日は完全に休みたいという人もいれば

土日に仕事が入ってもかまわないので

一日の労働時間を短くしたいという人もいます。

早朝出勤する代わりに早く帰宅する朝型の人もいれば

遅い出勤で深夜まで働く夜型の人もいます。

まとめて長い休暇を取りたいという人もいれば

短期間でもちょこちょこ休みたいという人もいます。

これは、その人のワークスタイルやライフスタイル

家族構成などの違いにもよりますね。

そのような状況を考えますと

今後、企業経営の舵取りをするには

多様なワークスタイルを持っている方々を採用するのだ

という事を念頭に置かなければなりませんね。

逆に、個人の希望やワークスタイルが異なっているから

お互いに補完し合えるのです。

私が重要だと思うポイントは、下記の4点だと思います。

1 会社として、お客様に迷惑をかけない。

2 重要な定例会議に参加しないなど、会社や他の社員に迷惑をかけない。

3 過重な長時間労働を良しとせず、労働効率を高め成果を上げる事を意識する。

4 必要な時は遠慮なく休める風土醸成と、社内の相互補完体制を整備する。

制度も大事ですが、風土の方がもっと大切です。

皆さんの会社ではいかがでしょうか?

できるだけ多くの方々が

仕事もプライベートも充実させながら

楽しく長く働ける職場づくりをしたいですね。

「張りすぎてもだめ
 たるんでもだめ
 ちょうどいいあんばいが
 一番いい」                                みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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