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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「ポテンシャルと経験、どちらを優先して採用しますか?」

「ポテンシャルと経験、どちらを優先して採用しますか?」

人材紹介会社によって様々ですが

人材紹介コンサルタントを

ポテンシャル重視で採用する会社と

経験・実績・スキル重視で採用する会社があります。

新卒採用の場合は実務経験が無いので

ほぼ100%ポテンシャル採用ですが

中途で未経験者採用の場合も

ポテンシャルを重視して採用するしかありませんね。

しかし、異業界の出身者でも

無形商材の新規開拓提案型営業を経験してきた人材であれば

経験・スキルを評価した採用と言えるかもしれません。

前職での経験が活かせる 「再現性」 が高いからです。

一方、有形商材の既存顧客に対するルートセールスを経験した人材は

同じ営業でも全く異なるスタイルなので

採用企業側は相当慎重になると思います。

まして、営業経験が無い人材であれば

それを補って余りあるポテンシャル(可能性)を感じられなければ

不採用となる可能性が高いでしょう。

ポテンシャルで採用されるとすれば

極端な例ですが、下記のような経歴や能力があれば強いでしょうね。

・コミュニケーション能力が 「お笑い芸人並み」 に高い。

・過去の部活で日本一になった。オリンピックに出場した。

*実際、オリンピックの水泳で7位になった学生さんを面接しました。

・生徒会長やボランティアとして、顕著なリーダーシップを発揮した。

・大変な苦境(ハンディ)を克服して、性格や行動が前向きになった。

象徴的には上記のような要件です。

従って

「ポテンシャル(可能性)採用」=「マネジメントと本人の努力で変革できる人材」

という構図になります。

逆に、コンサルタント経験豊富でも

頑固で新たな環境変化に適応できそうもない人材は

採用されないケースが多いです。

そのような人材を採用しても、組織全体にマイナス影響を及ぼすだけです。

多くの会社が 「自己変革できる人材」 を求めているのです。

従って、人材紹介コンサルタント経験者でも、未経験者でも

ポテンシャル(自己変革能力や柔軟性)は大変重視されます。

しかし、世の中の多くの人が

「変わりたくない」 のです。

「今更、なぜ自分が変わらなければならないのか?」

「無理に変わる事は、世俗的な社会に屈服する事になるのでは?」

「元来、俺(私)の信念とは違うのでは?」

というような疑問を持ちます。

大いに結構です。

大いに疑問を持って

社会にも会社にも上司にも

ぶつかってください。

その結果、何を失うのか?

何を得るのか?

それによって

自分がどのように変わるのか?

変わらないのか?

成長するのか?

後退するのか?

社会や会社組織や上司からの働きかけに

自分がどのように応えられるのか?

それがプラスなのか?

マイナスなのか?

その全てが個々人のポテンシャル(可能性)です。

従って

「ポテンシャル」=「変革余地」=「成長余地」

と言えます。

私はとんでもないバカ者で

若い時にたたかれまくりましたので

大変抵抗しましたし

今でも時々 

「自分が一番悪かったけど、あの時の上司の言動はどうなんだ?」 

と思い返す事もあります。

しかし

「思い悩んだから死ねるか?」

と自問自答した結果

「俺には死ぬほどの覚悟も勇気もない。それほどの努力もしてない。」

と思って生きてきました。

何よりも

「愛する人と一緒にいたいから、死にたくない」

という気持ちでした。

特に、悩み多き若い皆さんはいかがでしょうか?

自分と愛する人を信じて生きてください。

次女がプレゼントしてくれた

相田みつをさんの詩です。

「生きていてよかった

 生かされてきてよかった

 あなたに

 めぐり逢えたから」                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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