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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「毒舌暴走リーダー」

「毒舌暴走リーダー」

いよいよトランプさんが米国大統領に就任されますね。

日本としても今後の米国の政策が気になるところです。

トランプさんは過去の大統領と比べて

非常に過激な言動が多く

戸惑いを感じている人も多いでしょう。

特に日本では

政治家は理性的な発言をするべきである。

感情を露骨に出さず慎重な対応をするべきである。

という考え方が強いと思います。

この点は、会社組織でも同じですね。

特にある程度成熟した会社組織では

経営トップや管理職は理性的な対応を求められます。

しかし一方で

日本の歴代政治家や実業家の中にも

歯に衣着せぬ毒舌や

感情を隠さぬ大胆な行動によって

人気者だったリーダーも存在します。

国も組織もあまりよくない状況の時

ムード的に閉塞感が強い時は

このような個性の強いリーダーを求める傾向がありますね。

今回の大統領選挙の結果も

米国が深刻な問題を数多く抱えている事の現れではないでしょうか?

上に倣え上に従えの気風が強い日本人ですが

多くの人が心のどこかに

言いたいことを代弁してくれる

「毒舌暴走リーダー」

を欲している部分もあると思います。

毒舌芸能人が人気なのも一つの象徴的現象ですね。

昔の自分を思い出して恥ずかしいですが

会社でも周囲を気にせず誰にでも

言いたい事をズバズバと言ってしまう人がいます。

こういうタイプは好き嫌いもはっきり分かれるのですが

どこか憎めない存在の人も多いですね。

「何でも正直に話す=裏表がない」

という評価もあるのかもしれません。

言いたい事は言っても後に引きずらない

性格のさっぱりした人が多いのも

憎まれない一つの要因でしょう。

何事も無難にこなしバランスの良い人ばかりだと

世の中は面白くないでしょう。

ただ、暴走タイプの人がトップに立つと

そのフォローをする周囲の人は大変です。

皆さんの中にも

暴走リーダー(上司)のフォローで

苦労されている方がいらっしゃるかもしれませんね。

そのようなフォロー役の方々は貴重な存在です。

暴走リーダーの手綱を握って

上手にコントロールして利用してください。

ところで、トランプさんをコントロールしてくれる人は誰でしょうか?

4年間もちますかね?

「アノネ
 よくかんがえてごらん
 ひとのこと
 いってるときの
 自分というものはね
 具体的には
 なんにもしてねんだよな」                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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