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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「自分のキャリアアップ像を具体的に語れますか?」

「自分のキャリアアップ像を具体的に語れますか?」

転職を希望されるの若い方に理由をお尋ねすると

「キャリアアップしたいからです!!」

と答える方がいらっしゃいます。

「では、貴方にとってキャリアアップとは何ですか?」 と尋ねると

具体的な答が出ない事が多いですね。

人材紹介コンサルタントと言う

「転職アドバイザーのプロ」の皆さんでも

「キャリアアップとは何ですか?」 という質問に対して

明確に答えられる人は多くないです。

それは、「キャリアアップとは人によって様々」 だからです。

・新しい事にチャレンジして仕事の幅を広げる。

・スキルを磨きをかけ、更に難易度の高い仕事に就く。

・組織のしがらみから解放され自由に働ける環境に転身する。

・給与や役職を上げる。

・今より大きな規模の企業に転職する。

ちょっと考えただけでも

上記のように数多くの 『キャリアアップ』 がありますよね。

ただ、具体的に深く考えている人は意外と少なく

・今の仕事を続けても発展性がない。

・今の会社にいても閉塞感を感じる。

・学生時代の友人がイキイキ働いている話を聞くと焦る。

というような、単純な理由が多いと思います。

このような 「何となく遭遇する事象」 が

「このままではいけない!!」

という漠然とした不安や焦りにつながり

転職を考える人が多いような気がします。

この事象をもう少し分析すると

多くの人が各々の 「成長欲求」 を強く持っている事がわかります。

現状維持を良しとせず

更に上を目指そうという気持ちです。

ただ、「何が上で、何が成長なのか?」

と考えるかは人それぞれです。

従って、様々なキャリアアップのタカチがあるのですね。

インターネットで

「キャリアアップとは?」 と検索すると

大変様々な定義が出てきます。

「どのように成長したいか? 何が成長なのか?」

は個々人の自由です。

ただ、大切なのは

その 『成長の姿』 を具体的にイメージする事と

他人に伝えられる事です。

ただ漠然とキャリアアップしたいと言っても

面接では完全にマイナス評価ですし

具体的なイメージが全く伝わりません。

従って

「キャリアップの具体的なイメージ(姿)」 を考える事によって

自分の仕事に対する考え方や

目指すビジネスパーソン像が整理され鮮明になります。

このように、転職活動とは

「自己分析と未来プランニングの絶好のチャンス」 です。

具体的に考えてみたら

「実は転職しない方が良い」

という結論になってもいいじゃないですか。

現在転職をお考えの方は是非とも

「自分にとって本当のキャリアアップが何か?」

を具体的に考えていただきたいと思います。

それが一番、職業人生のKFSになるでしょう。

「一番わかっているようで
 一番わからぬ
 この自分」                                 みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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