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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「マネジメント適性があるかないか?」

「マネジメント適性があるかないか?」

「マネジメント適性があるかないか?」

という話がよくありますが

実際の「マネジメント適性」とは何なのでしょうか?

マネジメント適性のある人とはどういう人だと思いますか?

昔、リーダーシップに関して書かれた本を読んだのですが

下記のような事が書かれてありました。

「思いは行動になり、行動は習慣になる。習慣は人格となり、人格は運命となる。」

これは、心理学者のウィリアム・ジェイムズという人の言葉であり

あのサッチャー首相の名言としても似たような言葉があります。

松井秀喜選手も座右の銘にしていたそうです。

リーダーやマネージャーというものは役職であり

その人が他人と比べて人間的に優れているとか

知能指数が高いとか、そういう事ではありませんね。

では、何を求められているのか?

それは、「その人の行動による周囲への影響力」 だと思います。

前述の言葉の中で

「行動は習慣になる」

という部分がポイントのような気がします。

リーダーやマネージャーの行動が良い習慣を生み出し

良い人格や進むべき道を創り出す

という事だと思います。

どれだけ素晴らしい人物であっても

それを何らかの行動で周りに影響を与える事ができなければ

リーダーの役割は果たせません。

1 まず行動を起こす事ができる人

2 行動を習慣化する事ができる人

3 行動によって自分の考えや進む道を周囲に示す事ができる人

これが、マネジメント適性のある人と言えるのかもしれません。

性格や得意・不得意によって

マネジメントに向いている・向いていない

という話が頻繁にされますが

本来のマネジメント適性とは、そういう事ではないと思います。

寡黙で不器用なリーダーもいます。

メンバーとの関わり方も人それぞれです。

マネジメント手法に決まりはありませんので

手法が問題なのではなく

「人を動かす行動ができるかどうかが大切だ」

と感じます。

最近は女性管理職や

年齢や経験年数に関係なく抜擢される若い管理職も増えています。

・トッププレーヤーだから管理職にする。

・面倒見が良く、どんな人からも好かれる人物だから管理職にする。

など、企業によっても管理職に抜擢する基準は様々です。

「どんな人が自社の管理職に相応しいのか?」 を

あらためて話し合い、定義づけてみる事も必要なのではないでしょうか?

「ただいるだけで
 あなたがそこに
 ただいるだけで
 その場の空気が
 あかるくなる
 あなたがそこに
 ただいるだけで
 みんなのこころが
 やすらぐ
 そんなあなたに
 わたしもなりたい」                            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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