「文章力が業績を左右する」

弊社のクライアント企業のＡ社様は

キャンディデートの応募書類やメールなど

その人の文章作成能力を大変重要視されています。

Ａ社様は、特にエグゼクティブ層を中心にご紹介されていますので

クライアント企業とのやり取りにおいても

キャンディデートとのやり取りにおいても

メールなど文章でのコミュニケーションがきちんできるかどうかが

非常に重要だとおっしゃっていました。

Ａ社様への応募の際は

キャンディデートの方々には職務経歴書だけではなく

志望動機や自己ＰＲなども文章にして

お送りいただくようにお願いしております。

Ａ社様ほど徹底していなくても

どこの人材紹介会社でも文章作成能力を注視しているところは多いです。

職務経歴書やメールなどの文章を見ると

その方の思考力や想像力・分析力・基礎能力などを

ある程度推し量る事ができるからです。

また、人材紹介コンサルタントの仕事はメールでのやり取りも大変多く

デリケートな情報を的確に伝達しなければなりませんので

適切な文章を作成できるかどうかが仕事の質や業績を左右します。

元々、国語の得意・不得意もあるでしょうが

社会人になってからでも、文章力を磨く事は可能です。

将来、どんな職業に就かれる事があっても

職務能力を高めたいとお考えなら

文章力を磨く事をお勧めします。

現代は英語力も大切ですが

まずは日本人としてしっかりした国語力を持つ事は

ビジネスパーソンとしての基本だと思います。

ＳＮＳなど口語体の文章でやり取りをする事が増えてくると

キチンとした文章を書く機会が減って

丁寧語や敬語などもよくわからなくなってきます。

その結果、それが口頭でのコミュニケーションにも影響して来ます。

読む、書く、聞く、話す、全てが一体なのですね。

ビジネスは当然、日常生活においても

あらためて文章によるコミュニケーションの重要性を

見直してみる事が大切だと感じています。

と偉そうに言う私も

毎日ブログを書きながら

「相変わらず文章が下手だな～」　と自己嫌悪に陥る事が多いので

奥深い日本語をもっと勉強したいと思います。

「アノネ
　ひとのことじゃ
　ないんだよ
　じぶんの
　ことだよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。