「求人と人材の両方を自力開拓できるのがプロのコンサルタント」
ハイレベルな仕事をされていらっしゃるクライアントの社長さんから
「武谷(たけや)さん、素手で戦えるコンサルタントを紹介してください」
とリクエストされます。
「素手で戦える」 とは
「求人と人材の両方を自力開拓できる」 という意味です。
もちろん 「100%素手でやれ」 とおっしゃっているわけではありません。
自社サイトにエントリーしてくる人材もいらっしゃるし
外部のスカウトサイトも利用されています。
過去に登録された人材のデータベースもあります。
しかし、求人開拓は基本的に自力でやらないといけません。
それも、各企業のキーパーソンと良好な信頼関係を構築し
いち早く高い職位の高年収求人を獲得しないといけません。
CxO求人ですよね。
そのような優良企業の賢いキーパーソンに会えるノウハウと
キーパーソンから信頼していただけるような話ができる知見も必要です。
これができて、魅力的な求人を開拓する事ができれば
人材探しは何とかなるものなんです。
魅力的な求人には、自然と魅力的な人材が寄ってくるものだからです。
特に、高い職位の高年収人材という方々は
居場所がはっきりしています。
どんな会社で何をしている人か、それは誰なのか?
比較的簡単に特定できます。
居場所も人数も限られているので、探しやすいわけです。
それに対して
「若手の優秀な営業マン」 や 「若手の優秀なエンジニア」 を紹介してほしい
と言われる方が、不特定多数なので困ってしまいます。
その割に決定単価も低く、苦労する割に効率が悪いのです。
尚且つ、大量求人が多いので、この領域は大手人材紹介会社の牙城です。
小規模エージェントのオーソドックスな営業戦略としては
そのようなレッドオーシャン市場は避けますよね。
必然的に量より質、人数より決定単価、という戦略になります。
ただ、ブティック型エージェントは
大手と同じように大金は使えませんし
知名度や豊富なリソース(求人と人材)もありません。
だからこそ、人材紹介コンサルタントの力量で勝負するしかないのです。
市場を絞り、知恵を絞り、創意工夫と行動力、高度なスキルを駆使する。
何らかのフックを探して、求人と人材とを自力で引っ張ってくるわけです。
大手よりコンサルタントの力量に依存する割合が大きいので
その分、できるコンサルタントは大手のコンサルタントより年収も高いわけです。
当然ですよね。
ここまで来れば、本人次第で独立もできますが
仲間と一緒にシナジーを産み出したければ
そこに留まって、会社の成長に貢献する事もできます。
私みたいに、たった一人というのは
気楽ですがシナジーが無いですし
私の体が動かなくなれば廃業するしかないわけです。
これはこれで寂しいものですよね。
近日、尊敬する元上司も廃業するそうです。
それはともかく、まずは両面型(一気通貫型)で3000万円以上売る事です。
その内の半分の1500万円以上は、自力開拓した求人と人材で
売る事をスタート目標にしましょう。
この努力を継続すれば、必ず4000、5000万円売れるようになります。
努力の蓄積が必ず人脈の拡がりにつながり
結果に結びつくのが、この仕事の素晴らしい点です。
「いまから
ここから」 みつを
合掌。