「社員同士のコミュニケーション量が業績を左右する」
明るく笑いが絶えない職場というものは
ほとんど例外なく業績も良いものです。
具体例を挙げますと
昔のリクルートやインテリジェンスのような会社はそんな感じです。
職場には、くだらないバカ話も、真面目な仕事の話も絶えません。
社内外ともにコミュニケーヨンビジネスと言われる人材紹介業において
オフィスが 「シーン」 としている会社というのは
業績が良くないケースが多いです。
社員同士も仲良しな人とだけ付き合って
そうでない人とは距離を置いている会社も少なくありません。
これは、人材紹介業以外の会社にも当てはまると思います。
社員同士のコミュニケーションは活発な方がいいです。
例えば、社員Aさんが、こんな事を雑談を始めました。
Aさん:「うちのマンションの住民でブタを飼っている人がいるんだよ。」
Bさん:「あー、最近ブタをペットにするのが流行っているらしいね。」
Aさん:「そうなの?
うちの奥さんなんか、最初は怖がってたけど
ブタって意外とおとなしいんだよね。
普通に散歩とかしてるし
近所の子供にも人気だよ。」
Bさん:「うん、おとなしいし、愛嬌があるし
意外と言っては悪いけど、きれいなんだよね。」
Aさん:「そうだね。
ご主人もいかついし、正直言ってブタに似てるけど
よく見るとかわいくて、いい人なんだよね。
マンションの自治会でも、住民の中には
『ブタを飼うのはやめてほしい!!』
と言った人がいたけど
他の住民は、みんな
『かわいいし、おとなしいし、臭くもないし、いいんじゃない?』
って全然OKだったよ。」
Bさん:「そうかー。
やっぱり、ブタだからと言って
勝手なイメージや偏見で判断しちゃだめだね。」
Aさん:「うーん、私たちの仕事にも通じるね。
表層的な人種・性別・年齢・学歴・経歴だけじゃわからないよね?」
Bさん:「そうだね。
現実的には大なり小なり選別軸になっている事が多いけど
表面的なものだけで判断するのであれば
俺たちの仕事は必要ない事になるな。」
Aさん:「そうだね。
そう言えば、この前のキャンディデートCさんも内定したよね。」
Bさん:「あー、あの転職歴が多い人?
よく決まったよね?」
Aさん:「うん。
でも、よくよく話を聞いてみたら
『それなりに筋が通っていて立派だな』 と思ったんだよね。
それと共に人間的な誠実さや清潔感も感じたから
紹介したんだよ。」
Bさん:「うん、本当に額面だけで判断しちゃいけないね。」
要するに、社内のコミュニケーションが活発な会社は
仕事内容の情報共有も盛んだという事です。
その結果、人材紹介コンサルタントのスキルアップも早くなります。
みんなが黙って仕事をして
「一つの仕事を一人の人材コンサルタントが完結する」
いう事は、ある意味危険です。
できれば、複数の人材紹介コンサルタントが関わって
様々な可能性を追求する姿勢が大切です。
純金やダイヤモンドも、硬い岩盤の中に埋まっています。
そんな純金やダイヤモンドを見つけるためにも
社内の活発なコミュニケーヨンが不可欠なのです。
「花はただ咲く
ただひたすらに」 みつを
合掌。